森の中で食べる極上フレンチ!オーベルジュゆらぎは眠れる森の一軒宿

記事作成日:2014/09/30 17:11:47 │ 最終更新日:2014/09/30 19:06:54

「オーベルジュゆらぎ」がある新居浜市森林公園「ゆらぎの森」は、赤石山系を望む標高700m〜900mの山の奥地にあります。市内から車で約1時間半の山道を行った先にあるものは、まさに大自然!敷地内には、宿泊できるフレンチレストラン「オーベルジュゆらぎ」や、木工体験ができる「作楽工房」、約2kmの山の遊歩道もあり、森を思いっきり感じることができます。この森を体験したら下界に帰れなくなるかも?!

森の奥深くにある宿泊できるレストラン「オーベルジュゆらぎ」

写真:浮き草 ゆきんこ

愛媛県新居浜市にある産業遺産「マイントピア別子 端出場・東平ゾーン」からさらに車で1時間の山道を行った先にあるのが新居浜市森林公園「ゆらぎの森」。ここは、山の生活様式や自然環境などを楽しく、遊びながら体験できる施設。と書くと、子ども向けな感じがすると思いますが、大人も十分に満喫できます。
まずは、宿泊できるレストラン「オーベルジュゆらぎ」をご紹介します。

「オーベルジュ」とは美味しい料理をゆっくり堪能できる宿泊施設を備えたレストランという意味。外観はヨーロッパの片田舎にある家という雰囲気で、夜に明かりがつくと森の奥地にある知る人ぞ知るレストランという趣き。
もちろん、レストラン利用だけでも可能ですが、せっかく森の中まできたのであれば、宿泊してみてください。一筋の明かりもない中、約700m〜900mの山で見る満点の星。聞こえるのは鳥の鳴き声のみ・・・

都会の喧騒を忘れ、静かに流れる時間を堪能してください。

森の中の極上フレンチ!

写真:浮き草 ゆきんこ

リーガロイヤルホテルで長年研鑽を積んだシェフが四国で取れる食材を使って作るフレンチはどれも一品!
地元産の野菜もふんだんに使われ、とってもヘルシー!個人的に大満足したのが、ヴィアンド(お肉料理)で香川県産のオリーブ牛を使ったローストビーフ。香川県小豆島の特産といえばオリーブ!オリーブを食べた牛の味は、ほどよい脂身がとっても上品で、肉自体にも味がついているため、そのままでも美味しく食べられてしまいます。

デザートをいただいていたときには、地元でとれた「あけび」もサービス!山に自然に生えている果物を食べられるとは、なんとも贅沢。種の回りについたほんの少しのあま〜い果肉を堪能!こうやって山で採れる季節ものを食べられるのも森の中のレストランならでは。

料理も美味しいのですが、さらに美味しいのが水!グラスの水を何気なく飲んだら、その柔らかい味わいにびっくり!水は山の湧き水を使っているとのこと。湧き水でいれたコーヒーも最後にサーブされましたが、飲みやすくさっぱりした味わい。普段はブラックコーヒーを飲めない筆者でもブラックで飲めるほど、美味しいコーヒーでした。

記念日などの特別な日やゆっくり時間を過ごしたいときにぴったりな森の中に佇む、森の恵みをたっぷり使ったフレンチレストランです。

日本最大級の直径45mの藤棚!ドーム型バーゴラ

写真:浮き草 ゆきんこ

バーゴラとは、つる性の植物を絡ませるために組む棚のことです。オーベルジュゆらぎの前には日本最大級の直径45mものドーム型バーゴラがあります。5月の藤の花が咲くころは、さまざまなイベントが行われるそうです。
藤の季節でなくてもご覧のようにライトアップされると幻想的な空間に。食事のあとにライトアップをしてくれるので、ドーム内を散歩してみてはいかがでしょうか。

また、お酒を飲んでいなければ、オーベルジュゆらぎの前の道を車で3分ほど登ったところにヘリポートがあります。天気がよければ満点の星が頭上に広がる天然のプラネタリウム!ぜひ、行ってみてください。

散歩が終わったらお部屋でリラックスタイム。ツインとファミリー用に2段ベットが2台ある部屋があり、ドーム型バーゴラが見える側、赤石山系が見える側とあります。いずれの部屋も窓が大きくとられ、森を身近に感じられるはず。
また、歯ブラシやクシ、かみそりなどの定番のアメニティーのほか、コットン、かわいいヘアーバンドまであるのは女子には嬉しいサービス。さらに、大浴場には、資生堂のオリジナルシャンプーとリンスがあり、香りもよく洗いあがりはサラサラ!こういうちょっとしたサービスが嬉しいですね。

森の材料で木工作!

写真:浮き草 ゆきんこ

ゆらぎの森の特徴は、森を楽しく遊びながら、学べるということ。それを実践できるのがオーベルジュゆらぎの横にある「作楽(さくら)工房」です。工房長が森のことを教えてくれたり、この森で見られるさまざまな木々や植物を紹介してくれます。工房内には工房長が、日々、山で集めてきたお宝がたっくさん!この工房内にいるだけでも森を満喫できそうなくらいです。

そして、この工房の一押しが木工体験!木工体験といっても単なる木工体験ではありません!なんと、使うキットは工房長が森で集めてきた自然のものばかり。松ぼっくり、枯れ枝、どんぐり、枯葉、栗・・・・と森のありとあらゆるものがずらり!想像を膨らませるといろんなものができるはず!自然木工作は1回500円〜ととってもリーズナブルなのもうれしいですね!

写真は、題して「森の貯金箱」。お金を貯めるのが楽しくなりそうな楽しい貯金箱ではないですか?実際作っていると、子どもよりも大人が夢中になってしまうことが多いそうです。

約2kmの森の散策路

写真:浮き草 ゆきんこ

「ゆらぎの森」には、約2kmの遊歩道があります。赤石山系を望みながら、森の中を歩く爽快感!アップダウンもさほどなく、遊歩道はきちんと整備されているので普段はいている靴でも十分に歩くことができます。

オーベルジュゆらぎに泊った場合は、早朝散歩がおススメ。ひんやりした空気に、小鳥のさえずりそして、木々の間から差し込む太陽の日差し!日常の疲れも吹っ飛びますよ!
マイナスイオンをたっぷり浴びて、リラックスしてくださいね。

早朝散歩のあとは、美味しい朝ごはんがお待ちかね。サックサックの焼きたてクロワッサンと湧き水でいれたコーヒー!まるでヨーロッパの田舎を旅しているような気分になるはず。

ゆらぎの森のゆらぎとは

ゆらぎとは・・

悠 ゆ:ゆったりとしている、悠悠自適
楽 ら:心身が安らかで快いこと
技 ぎ:察する技、腕前、技を磨く

ゆらぎの森で、悠悠自適に暮し、美味しいフレンチで安らかに過ごし、遊歩道で心地よい気持ちになり、木工体験で技を磨く・・・

みなさんも「ゆらぎ」に愛媛県新居浜市のゆらぎの森を訪ねてみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。

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添乗員をへて、ニュージーランドで働いていたとき、バックパッカーという言葉を知りました。世界にはカバン一つでフラフラ旅している人たちが…

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