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みずほ銀元幹部を詐欺容疑で告訴
9月30日 16時05分

みずほ銀元幹部を詐欺容疑で告訴
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みずほ銀行の元幹部行員が、現職中、顧客の男性に「高い配当が得られる金融商品がある。銀行が元本を保証する」などと架空の話を持ちかけ、2億6000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで刑事告訴されたことが分かりました。
ほかの複数の顧客も、元行員に資金を預けたまま返還されていないとして、損害賠償請求を検討しています。

関係者によりますと、都内の40代の男性は3年前の5月、当時、みずほ銀行本店の審査役だった51歳の元行員から「特別な顧客だけに紹介している金融商品がある」と、本店の応接室で勧誘を受けたということです。
さらに元行員からメールなどで「銀行が元本を保証し、月3%の配当を行う。いつでも解約できる」と説明を受け、男性は合わせて2億6000万円を預けました。
その後、解約を申し出ましたが、元行員は「銀行でシステム障害が発生した」などと言って応じず、今も1億4000万円余りが返還されておらず、男性は30日、詐欺の疑いで警視庁に告訴状を提出し、受理されたということです。また、ほかにも複数の顧客が、同じ勧誘を受けて元行員に資金を預けたまま返還されていないとして、損害賠償請求を検討しています。元行員は、おととし9月に銀行を退職しています。
みずほ銀行は、「事実を明らかにするため、捜査に全面的に協力します」とコメントしています。

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