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デング熱 遺伝子配列違うウイルス検出
9月29日 17時35分

デング熱 遺伝子配列違うウイルス検出
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東京の代々木公園周辺などを訪れた人たちに感染が相次いでいるデング熱で、今月、感染が確認された静岡県の男性から、今回の国内感染でこれまでに確認されたものとは違う遺伝子配列のウイルスが検出され、厚生労働省は、感染源が別の可能性が高いとして、詳しく調べています。

デング熱は蚊が媒介する感染症で、国内での感染は昭和20年以来およそ70年間ありませんでしたが、先月以降、東京・渋谷の代々木公園やその周辺などを訪れた人の感染が相次ぎ、これまでに感染が確認された人は、17の都道府県で合わせて150人となっています。厚生労働省によりますと、これまでに患者から検出されたウイルスは遺伝子の配列が同じでしたが、今月18日に感染が確認された静岡県の20代の男性から検出されたウイルスは、遺伝子の配列がこれまでのものとは違っているということです。
厚生労働省は、感染源が別の可能性が高いとして、感染ルートなどを詳しく調べています。
厚生労働省は「これまでのところ、この男性の周辺で感染は確認されておらず、新たな感染が広がる可能性は低いと考えられるが、引き続き、全国どの地域でも蚊に刺されないよう注意し、発熱などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。

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