天才的な「PC・スマホカメラ」を使ったITイノベーション事例8選が、もはやSFの世界!




どうも、まさとらん(@0310lan)です!

今や、ほぼすべてのPC・スマホには「カメラ」が搭載されています。

そのため、国内外問わず…「カメラ」を活用した新しい技術を研究する人は多く、すでに注目を集める事例が多数存在します。

そこで今回は、「そろそろ…イノベーションが起きるのでは?」と噂される、PC・スマホの「カメラ活用事例」を厳選してご紹介しようと思います!

 

「不整脈」による突然死を未然に防ぐ新技術!
FaceTime 】(※以下の画像はイメージ)


全身に流れる血液は、心臓によって上手く循環しているわけですが、何らかの障害によって正常に機能しなくなると、「不整脈」になって死亡するケースもあるとされています。

この「不整脈」を、なんと普段使っているPCのカメラで診断してしまう技術が開発されているのです!

 

まだ、開発途中のテクノロジーですが、診断方法はいたって簡単。

あくまで参考イメージですが、まずはPCに搭載されているカメラで、自分の「顔」を撮影します。


 

カメラが自動的に「顔」を認識して、肉眼では見えにくい血流の色を分析します。


この時に、カメラは「赤・緑・青」の波長が違う光を記録し、特に緑色を分析することで血流内のヘモグロビンを調べて「不整脈」の可能性を分析することが出来るようです。

顔をスキャンする理由としては、体の中で最も皮膚が薄くて血流が分析しやすいから…ということです。

将来的にはスマートフォンに応用され、さまざまな病気をどこにいても未然に防げるようになるかもしれません。

 

 
カメラをかざすと、印刷された波形から音が出る技術!
PhonoPaper


「スマホ」や「タブレット」に搭載されたカメラを活用した事例がコチラ!

今では、音楽やボイス録音の再生は、スマホなどのデバイス上から当たり前のようにできますが、ここに新たな価値を作り出したのが「PhonoPaper」の面白い点です。

 

まずは、紙に描かれた波形を用意します。


波形は、自分でざっくり描いても良いし、音楽ソフトなどを使って印刷してもOKです。(声の波形も可能)

 

そして、専用アプリを使って、スマホのカメラをかざすと音が発生するのです!


画面上には、白色のラインが表示されており、左右に移動させることで波形を読み取りながらリアルタイムに音を出力する仕組みとなっています。

そのため、ゆっくり移動させれば「遅いテンポ」になり、速く移動させれば「アップテンポ」に聞こえるのも面白い点です。

QRコードのような感覚で使えるので、音楽雑誌や町のポスターなどにも応用できそうですね。

※参考動画はコチラ

 

 
「PC」と「スマホ」の完全連動を実現する技術!
THAW


まずは、実際に使用しているデモを見ていきましょう!

上記画像のように、PCブラウザでサイトを表示している状態で、スマホをかざします。

 

そして、「ポンッ」とタップするだけで、なんとスマホにもPCと同じサイトが表示されました!


 

他にも、PCに保存しているファイルを、スマホの方へドラッグするだけでファイルを移動することが出来たり…


 

ゲーム画面で、先へ進めない状況の時に、スマホをかざしてプレイヤーをゴールへ導いたりなどが可能になります。


この驚くべき技術は、スマホの背面にあるカメラでカラーパターンを分析することで、正確な現在位置を追跡することができるようになっているとのこと。

※参考動画はコチラ

 

 
本格的に「眼球指紋」を普及させるかもしれない技術!
Eyeprint ID


「顔認識」が出来るスマホアプリは、今でもいくつか存在しますが、個人を特定できるほど精度は良くないのが現状です。

ところが、眼球に流れる血管のパターンは人それぞれ異なっており、しかもスマホのカメラからでも十分認識することが出来るのです。

 

これを応用したのが「Eyeprint ID」という技術。

認証が必要なステップで、眼球をカメラで撮影するだけで自動的に認識してくれます。


何と言っても魅力的なのは、現在持っているスマホでも利用できる技術である点でしょう。

指紋認証だと、どうしても別途センサーを搭載しないといけないので、これは急速に普及しそうなテクノロジーとして海外で注目されています。

※参考動画はコチラ

 

 
アプリを入れるだけで、スマホを「監視カメラ」に変える技術!
Manything


不要なスマホが自宅にあれば、無料で「監視カメラ」に変身させるチャンスです!

 

「Manything」のテクノロジーを使えば、専用アプリをスマホに入れて「撮影」ボタンをタップするだけで監視カメラに早変わり!


 

しかも、カメラの前をペットなど、動くモノが通りすぎれば…


 

「動き」を検出して、すぐに自分のスマホへ通知をしてくれる機能まであります!


撮影した映像は、専用のクラウドに保存することも可能で、プランによって保存時間などが変わってきます。(無料ユーザーの場合は、12時間分の保存スペースがあります)

高価なカメラを買うことなく、気軽に定点観測が出来るようになるので、防犯用途以外にも趣味などに活用することもできるでしょう。

 

 
自宅にいながらにして「試着」を楽しめる技術!
DITTO


最近は、Amazonで買い物をする人も増えていますが、ネットショップの買い物だと「試着」が出来ないので困る!という人はいないでしょうか?

無謀な挑戦にも思えるネット上の「試着」ですが、バーチャルな3D技術を使うことで実現しているのが「DITTO」です。

 

例えば、

眼鏡を購入する時に、「自分に合っているのか?」を確認するためには、やはり試着しないと分かりません。

そこで、PCに搭載されているカメラで「自分の顔」を認識することで、3Dグラフィックスによって描かれた「バーチャル眼鏡」を試着することが出来るのです!


まるで、本物の眼鏡を試着して鏡を見ているようなリアル感があります。

顔を横に向けたり、上を見たりしても、しっかりと「バーチャル眼鏡」が追従するようになっているのが特徴です。

今後は、洋服やカバンなどに応用していけば、ネットショップでの買い物もさらに便利になっていきますね。

※参考動画はコチラ

 

 
インテルが公開する、ジェスチャーですべてを操作する技術!
RealSense


PCやスマホに、何かを伝えるためには「キーボード」、「マウス」、「タッチ操作」などが使われています。

そしてついに、コンピュータデバイスの頭脳である「CPU」の開発メーカーで知られる「インテル社」が、ジェスチャー操作でコンピュータに指示を伝えるシステム「RealSense」を公開しました。

 

例えば、

3Dオブジェクトの「回転」「拡大・縮小」「移動」などは、すべて直感的に「手の動き」だけでOKです。


 

ゲームで遊ぶときもコントローラーなどは不要で、手を「鳥のカタチ」にすればゲームと連動してプレイヤーの「鳥」を操作することができます。


他にも、動画や音楽の再生・停止、SNSへの投稿・共有、ログインの解錠など…、ほぼすべての操作をジェスチャーだけで実現することができるのが魅力です。

また、カメラによる認識だけでなく、我々の話す「言語」であったり「顔」の識別など、総合的に空間を認識することが出来るとのこと。

※参考動画はコチラ

 

 
スマホの「インカメ」を顕微鏡に激変させる技術!
Leye


「ミクロの世界」って、覗いてみると意外にハマる人が多いようです。

普段、決して見ることが出来ないような世界を、スマホのカメラで簡単に実現できるのが「Leye」の特徴です。

 

Leye」は、すでにAmazonで購入できるようになっており、一式セットで販売されています。


 

本体はとても小さいレンズになっており、簡単にスマホへ装着できるように工夫されています。


 

面白いのは、背面カメラではなく「インカメ」にLeyeをセットする点です。


このようなポジションのおかげで、スマホの画面を見ながら、ミクロの世界を楽しむことが出来るようになっています。

 

ハエの足だって、こんなにクッキリ鮮明に見ることができます!


子供がいる家庭には最適かと思いますが、大人でも面白くて時間泥棒になること間違い無し!

公式サイトには、他にも様々な写真が撮影されていますので、ご興味ある方はぜひ訪問してみてください。

 

 
おまけ
最後に、プロジェクションマッピングを活用した事例も、合わせてご紹介しておきます!

ゲームメーカーの「セガ」が開発した子供用の「砂場遊び」なのですが、真上からプロジェクションマッピングをすることで、砂場がインタラクティブに変化するというモノ。

 

えーでる すなば


溝を作れば、自動的に川の映像が映し出されたり、平面を作れば草原になったりします。

また、勝手に虫や動物がやってくる仕掛けもあったりと、なかなか大人でも楽しくなりそうな夢のある商品ではないでしょうか。

※参考動画はコチラ

 

 
まとめ
カメラの活用事例は年々増加しており、今後もあっと驚くようなテクノロジーが出現すると予想されます。

なかでも、今回ご紹介した事例は普及しやすいモノばかりで、近いうちに一般化されるような気がしてなりません。どこまでも便利になっていくスマートデバイスは、もはやなくてはならない存在かも。

みなさんは、興味のあるアイテムが見つかったでしょうか…?

 

 

written by まさとらん

 



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