(cache) 宝島社、公式アカウントが小説家になろうで垢BANされるという伝説を作る : わなびニュース

出版社の公式アカウントなのに垢BANされるなんて

ざっくりしたまとめ。

2014年3月17日

『魔王が地上では救世主になっている理由』（アルファポリスより書籍化）や『最強勇者の弟子育成計画』を投稿していた栖原依夢さんが規約違反により垢BANされました。

http://mypage.syosetu.com/178703/

2014年9月26日

宝島社＜公式＞アカウントが『最強勇者の弟子育成計画』を再掲。
『アカウント停止の経緯について（栖原依夢より）』という活動報告がなされ、”宝島社のご厚意で「最強勇者の弟子育成計画」を掲載いただけることになりました”ということと、以前の垢BANの理由が”複数のアカウントを作って利用していた（ポイントも入れていました）ことが規約違反となったようです”だったという説明を行いました。

『小説家になろう』の利用規約には上記行為が規約違反であることが明言されています。

第11条アカウントの保有

ユーザは一人につき1つのアカウントを保有するものとします。一人が複数のアカウントを保有すること、複数人が1つのアカウントを共同して保有することはできません。ただし、当グループが別に認めたものを除きます。

http://syosetu.com/site/rule/

同日、垢BANされました。

理由はこのライトノベルがすごい！文庫がブログで説明を行っています。

宝島社＜公式＞というアカウントにつきましては、
弊社が作品のPRをおこなうために、「宝島社」を投稿者として作品を投稿することを、運営のヒナプロジェクトに許諾をいただき、取得したものです。
ところが、この度の「最強勇者の弟子育成計画」につきまして、
作品の掲載がヒナプロジェクトさまの意図するところでないかたちになっていたため、この度のアカウント削除となりました。

「最強勇者の弟子育成計画」の掲載につきまして

これだけではよく分からないのですが、2chの文芸書籍サロン住人が宝島社に電話取材して経緯を聞き取っています。

109: この名無しがすごい！ 2014/09/26(金) 21:04:16.89 ID:XrPRdyRf

・元のアカウントが「石川亜米利」だったのは何故か？
→元々自分が私用で取ったアカウントで、
　それを宝島社公式アカウントとして流用することになった。
・なろうに話通してたはずなのに強制退会させられたのは何故か？
→ヒナプロジェクトさんの方から強制退会にする前に連絡があったが、
　その時点で垢をいじれる私がすぐに対応できない状況だったため、強制退会となった。
・自作自演をした作家を使うのは会社としての判断か？
→もちろん会社としての判断で、私の独断ということはありえない。
　栖原依夢さん本人と話したところ、大変反省していて、ポイント自演に使ったアカウントも
　5つ程度（本人談）で、規模も小さいので、受け入れることになった。

あくまで俺の要約だから言葉はそのままじゃないけど大体これで合ってるはず
話した内容こんくらいかな。他になんかあったかな

112: この名無しがすごい！ 2014/09/26(金) 21:05:26.06 ID:xY6XX9sE

でもこれだと普通はＢＡＮじゃなくて、削除警告なんじゃね？

変なの

114: この名無しがすごい！ 2014/09/26(金) 21:09:18.29 ID:dZcy0uNd

>>112
個人のアカウントを宝島社公式アカウントに流用したのが、
ユーザーアカウントの譲渡と見なされたんじゃないか？

106: この名無しがすごい！ 2014/09/26(金) 21:01:37.27 ID:NNpFqFXE

宝島「うちの作品のPRをおこなうために、「宝島社」を投稿者として作品を投稿するアカウントつくるけどいいかな？」
なろう「いいよ」
宝島「最強勇者の弟子育成計画」を投稿
なろう「規約違反作品は何度投稿してもBAN」
こういうながれか理解した

122: この名無しがすごい！ 2014/09/26(金) 21:15:06.83 ID:XrPRdyRf

>>114
そういうのは聞かなかったな
>>106みたいなニュアンスだった

普通なら即強制退会だけど、
話通してあったから事前にヒナプロジェクトから電話が来ていたが、
数時間？他の件で手が離せない？状況だったため、
強制退会にしといてもらった？らしい。

そんくらい待ってもらった方がいいだろ強制退会だったらそう表示されるから体面悪いだろと個人的には思ったけど

【盗作】小説家になろう【晒すスレ】その95

一度垢BANされた作者の作品は別アカウントで投稿し直してもダメよ、ってことらしいです。そらそうだ。
ヒナプロジェクト有能。

その後、「最強勇者の弟子育成計画」は投稿されていません。
宝島社公式アカウントも再取得されていません。

出版社が垢BANされるという事件は発生しましたが、小説家になろうに出版社が投稿するというのは興味深い試みなので、今後とも面白い活動を続けてほしいと思います。

「最強勇者の弟子育成計画」を宝島社から書籍化するから事前になろうに再投稿してPR＆禊ぎしようとしていたらポシャったのでもうアカウント運用しません、なんてことにはならないといいなと願っております。