結婚式の披露宴などで人気の楽曲を表彰

9月30日 21時32分

結婚式の披露宴などで使われる最も人気の楽曲を表彰する「ブライダルミュージックアワード」の第１回の受賞曲に、ナオト・インティライミさんとシェネルさんが歌う２曲が選ばれました。

これは、披露宴などで使われる楽曲の著作権の利用手続きを進める団体、「音楽特定利用促進機構」がことし新たに設けた賞で、新郎新婦やブライダル関連企業などのアンケートを基に、最も人気の楽曲が東京・新宿区の会場で表彰されました。
１回目の受賞曲には、ナオト・インティライミさんの「ありったけのＬｏｖｅ Ｓｏｎｇ」と、シェネルさんの「ベイビー・アイラブユー」が選ばれ、２人に記念のトロフィーが手渡されました。
ナオト・インティライミさんは「率直にとてもびっくりしました。人生の大切な日にいろいろな方に使ってもらえてソングライターとして光栄です」と語っていました。このあと２人が受賞した歌を披露し、会場を盛り上げていました。主催した団体によりますと、披露宴で市販の楽曲をＣＤなどからコピーして使う際は、多くの場合、著作権法に違反しないよう適切な手続きをとる必要があるということです。
音楽特定利用促進機構のアレクサンダー・アブラモフ代表理事は、「著作権などに対する理解はまだ不十分だと感じている。今後もこうした機会を通じてしっかり説明をしていきたい」と話しています。