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農地最大1200円、山林520円 中間貯蔵・地権者説明会

福島民友新聞 9月30日(火)10時54分配信

 いわき市で29日開かれた中間貯蔵施設の地権者向け説明会で、政府が示した大熊、双葉両町の標準地ごとの土地価格によると、宅地以外の用途では、両町とも農地の価格は1平方メートル当たり1150〜1200円、山林の価格は1平方メートル当たり520円と設定された。
 政府は土地の買い取り額について(1)建設候補地が東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定され、土地の利用が一定期間できない(2)将来的に避難指示が解除され、土地価格の回復が見込まれる―などの事情を踏まえ、不動産鑑定士による評価額を基に決めた。
 建設候補地を含めて原発事故で被害を受けた地域については、東電が土地や建物などの損害を賠償しているが、政府は施設の建設に伴う用地補償はこれらとは別で、東電による賠償に影響を与えないとしている。

福島民友新聞

最終更新:9月30日(火)10時54分

福島民友新聞

 

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