ライフハッカー編集部 - スマートフォン,社会 08:00 PM
落ち着くのはいつ?これまでに報告のあったiOS 8の不具合たち
これまでもApple社がiOSに導入してきた目玉機能などをご紹介してきましたが、iOSの「ダークサイド」も紹介するときがやってきました。ダークサイドとはつまり、iOS8ユーザーを苦しめたひどいバグの数々のことです。見逃すことができるような些細なバグではありません。先日Apple社はiOS 8.0.2の提供を開始しましたが、まだ解決していない問題や、新しく発見された問題もあります。以下、さまざまなデバイスでiOS 8ユーザーが体験している数々のバグをサクっとご紹介しましょう。
デバイスのクラッシュ
このバグはApple製の携帯電話やタブレットではこれまで聞いたことの無いバグでした。iPhoneやiPadはクラッシュしないものであって、実際にそれを目にするのは珍しいことだったのです。残念ながら、既存デバイスをiOS8へとアップグレードした多くの人が、デバイスやアプリの頻繁なクラッシュを経験しています。iOS8搭載デバイスは、ブルースクリーンのようなものを表示した後、自動的に再起動したそうです。
Wi-Fiの接続速度が遅い
iOS8ユーザーはデバイスのWi-Fi接続時に、非常に遅い接続速度と接続切断の頻発というWiFiの問題に遭遇しています。ユーザーがフォーラムで紹介している解決法として、デバイスのDHCPリースの更新やWAP2への切り替えなどがありますが、必ず問題が解決するわけではなく、役に立たなかったと報告しているユーザーも多数います。Wi-Fiに全く接続できなかったユーザーもいたようです。
バッテリー消費
iPhone6およびiPhone 6 Plusではバッテリーが改善されています。これ以前のデバイスをiOS8にアップグレードしてしまったのであれば、動作中(あるいはクラッシュ中)にバッテリーが大幅に消費されるでしょう。またデバイスが熱くなり、冷めるまで電源がつかないという報告もあったようです。
画面の構成要素のオーバーフロー
iOS 8ユーザーは、テキスト使用時に数多くの不具合を目にしています。キーボードが画面からはみ出していたり、テキストフィールドをタップしてもキーボードが表示されなかったり、あるいはキーボードがアプリや画面情報に重なって表示されたり、他にも様々な現象が報告されています。
その他
これらの4つの重大な問題以外にも、Safariが動画を再生しない場合があったり、ネイティブアプリがクラッシュしたり、ユーザーによってはiMessageの不具合も報告しています。
バグの報告は特定の国に限らず、世界中から寄せられています。新しいバグを見つけたら、Appleに報告するようにしましょう。
Everything Wrong With iOS 8 In 450 Words or Less|Addictive Tips
Fatima Wahab(訳:Conyac)
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