「ULTRA・ACT ウルトラマンゼロ」
(10/10/16分)
「ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!!」
ウルトラヒーローや怪獣のデザインを考慮した可動機構により、
体型(ACT)とアクション(ACTION)を両立させたアクションフィギュアシリーズ
「ULTRA・ACT」。
そのULTRA・ACTに、最新のウルトラヒーロー・ウルトラマンゼロが登場!!
「ULTRA・ACT ウルトラマンゼロ」を紹介!!
セット内容。
本体に差し替え用手首が左右三種ずつ、ゼロスラッガー3形態(分離、ツインシュート、ツインソード)
スラッガーオフ状態の頭部、カラータイマー(赤)が付属。
ウルトラマンゼロ
身長49メートル、体重3万5千トン。
無限の可能性を秘めた若きウルトラ戦士。かつて力を求め、触れることの禁じられている
プラズマスパークの
エネルギーコアに手を出そうとし、ウルトラの国を追放されてしまう。
そして、心身ともに真の戦士として鍛えるために、その力を封印する
テクターギア・ゼロをその身につけられ、
苛酷な環境のK76星にて
ウルトラマンレオ・アストラ兄弟の修行を受けていた。
ウルトラセブンの息子だが、自身はそのことを知らされていなかった。
内なる優しさを示して真のウルトラ戦士として
ウルトラマンキングに認められ、倒れたセブンの意志を継いで
全宇宙制覇を企む悪のウルトラマン・
ベリアルと死闘を繰り広げる。
頭部に装着された二本のスペースブーメラン
「ゼロスラッガー」を使用して戦うほか、
「ワイドゼロショット」をはじめとするセブン譲りの多彩な光線技や、レオに師事した宇宙拳法を駆使する。
ウルトラ一族らしからぬ粗野な性格で、自由奔放に生きることを望むが、
心の底には弱い者ををいたわる優しさを持っており、やがて真の戦士へと成長していく。
ちょっと手足は細長い印象ですが、劇中スーツの写真などと見比べてみると、
かなり忠実なプロポーションを再現しているのが分かります。むしろ胴体がマッシブすぎるので
手足が貧弱に見えるようです。
サイドから。
首の可動。胴体側はボールジョイント、頭部内に可動軸があり大きく上下に回転できます。
胴体は胸部と腹部、腰部を繋ぐ部分がボールジョイント接続で、
ひねり・そらしなどのスィングが可能となっています。
肘は二重関節、手首はボールジョイントで差し替えが出来るほか、
ボールジョイント自体にも可動軸が仕込まれて手首の角度を変えることが出来ます。
肩は胴体内にある半球状のブロックに接続され、付け根部分から大きく動かすことが出来ます。
肩自体の関節のほかに上腕部との接続部分でロールが可能です。
首の横のプロタクターは上下に可動し、肩の可動の邪魔にならないようになっています。
腕を分解した所。
肩のプロテクターは上腕側に取り付けられています。
既存的な構造は先に発売されたウルトラマンと同様ですが、
プロタクターなど形状の違いから、若干セロの方が可動範囲が狭いようです。
股関節はボールジョイント接続で、足を繋ぐく軸が上下にスィング可能、
足側のジョイント受け部分は太もも内で独立しており、太ももから下はここを支点にロールが可能。
膝は二重関節、足首はボールジョイント。爪先も動かせます。
ウルトラマンゼロ、戦闘開始!!
額から発射する光線、エメリウムスラッシュのポーズ。
腕をL字に組んで発射する、ワイドゼロショット。
レオ譲りのウルトラゼロキック!!
何か新しいアクションをということで採用されたという、ダブルニーキック。
…動きのない状態だと、ちょっと微妙。
頭部は銀色のマスク部分が丸々差し替えが可能で、
通常の頭部とゼロスラッガーを外した状態の頭部を選べます。
裏はこんな感じで、クリアパーツに塗装が施されているのが確認できます。
スラッガーオフ状態。
ゼロスラッガー。
専用の持ち手と差し替えて、持たせることが出来ます。
ゼロスラッガーを両手に持って、二刀流の剣のように戦うゼロのスタイル。
鋭い斬撃で数多くの怪獣を撃破する、ゼロスラッガーアタック!!
手首と頭部を差し替えることで…
ゼロスラッガーの投擲ポーズを再現。
胸のカラータイマーは通常の青、エネルギー不足を示す赤、
ゼロスラッガーと合体したゼロツインシュートモードのものと差し替えが可能。
カラータイマーが赤い状態。
実はウルトラ銀河伝説の劇中ではカラータイマーが鳴ることがなかったゼロ。
宇宙空間での戦闘とはいえ、ゼロの強さを示すエピソードです。
差し替えでゼロスラッガーの装着ポーズを再現。
光刃のエネルギーを光線に転化し…
胸部から放たれる強力光線技、ゼロツインシュート!
ゼロツインソード(上)
プラズマスパークの力で、ゼロスラッガーが姿を変えた超強力アイテム。
これと分離状態(中)、ツインシュートモード(下)で、ゼロスラッガー三種という括りになっています。
ゼロツインソードを装備。
接近戦だけでなく、防御、光線による射撃など、様々な機能を持つ万能武器。
ベリアルの野望を打ち砕くため、飛び立て、ウルトラマンゼロ!!
ソフビウルトラヒーローシリーズのゼロと。
大きさは大体同じくらいなので同シリーズと絡めて遊ぶことが出来ます。
ULTRA・ACTシリーズのウルトラマン、ゴモラと。
大怪獣バトル以来、ゴモラといえば味方の怪獣というイメージが付きましたね。
似たサイズのウルトラマンの可動フィギュアと。
セブンがウルトラ超合金、メビウスBBはソフビ+アクションヒーロープロによる改造、
ウルトラマンはACT、ゾフィーはアクションヒーローシリーズ。
いろんなフィギュアが発売されてきましたが、全身スーツのヒーローであるウルトラマンだけに、
なかなか決定版と思われるものはありませんでした。
実際に可動素体にスーツを着せるものが一番良いのでしょうが、
それだと今度は思うように動かせないというジレンマもあるんですよね。
ACTは見た目と可動の両立という点では、かなり高水準でまとまっていると思います。
セブンと感動の対面。
ACTのセブンは12月発売予定なので、もうちょっと自然に絡ませられるようになるかな?
ULTRA・ACTウルトラマンベリアルと。
劇中の死闘を再現!
ウルトラゼロキックがベリアルに炸裂!!
そして、必殺のゼロツインシュート。これで決着かと思われましたが…
「その野望、オレが根絶する!」(台詞間違い)
ベリュドラと一体化したベリアルを、ゼロツインソードが両断!!
必殺のプラズマスパークスラッシュが、ベリアルの野望を打ち砕いた!
オマケ。
ソフビ・ウルトラヒーローシリーズEXテクターギア・ゼロ(右)を使って、
ACTゼロ用のテクターギアを作ってみました。
ソフビ分解。下半身は使いません。
いらない部分を切除。そのままでは付けられない部分も多いので、
デザインナイフや彫刻刀などを使ってソフビの厚みを削って、本体に被せられるように調整します。
ソフビを切った部分が目立つ所は塗装して出来るだけ目立たないように。
胴体パーツは一旦本体の首と腕を外して、アーマーのわき腹に切れ目を入れて被せています。
腕パーツは上腕と前腕アーマーを順番に手首側から通して装着。
ヘルメットは一旦頭部を分解して(スラッガーが付いていない頭部を使います)
後頭部の出っ張りを先にヘルメット内に入れるようにして顔に被せます。
後頭部はアーマー形状に合わせて切れ目を入れてあります。
これにより若干見た目は悪いですが無理なく着脱が可能に。
こんな感じになりました。
プロテクターが干渉するので可動範囲はもちろん狭くなりますが、
もともとの本体の可動範囲が広いのでポーズを取らせるのに不都合はほとんどありません。
「こいつを…外しやがれ!!」
師匠であるレオと、訓練中のイメージで。
「これは…セブンの…?!」
セブンの意志を受け、新たなるウルトラマン・ゼロがいま出撃!!
ベリアルの野望を叩き潰したゼロの前に、新たなる敵が出現!
その姿は…黒いゼロ?!
謎の戦士、ダークロプスゼロ襲来!
…というわけで、ソフビのダークロプスゼロと。
ACTでも魂ウェブ商店限定で、ダークロプスゼロが現在受注受付中です。
ULTRA・ACT ウルトラマンゼロ
シリーズ全体にいえることですが、「ウルトラマンの可動フィギュア」としては
非常に高水準の商品だと思います。
ウルトラマンにロボットみたいな関節が見えてるのはちょっと…
という人も多いとは思うのですが、フィギュアーツなどのノウハウが上手く活かされていて、
シルエットを崩すことなく分割もよく考えられているので、動かしているとホントに気になりません。
造形的にもがんばっているし、現時点でこの価格帝で手に入るフィギュアとしては非常に出来が良いと思います。
今後のラインナップも色々と発表されて展開が楽しみですが、
いくら「高水準」とは思ってみても、3000〜5000円レベルの可動フィギュアが
月に2つのペースで出るのはちょっと心配になります。
もうちょっと低価格帯ならいいんだけど、流石に買い支える方も追いつかないんじゃないかなあ…
かといってサイズやクオリティが落ちるのも辛いので、難しいところですね。
個人的には中身がらんどうでもうちょっと軽くていいから、怪獣枠がもう少し安ければ言うことないんですが…
パッケージ