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家庭消費支出 5か月連続で下落9月30日 8時47分
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先月の家庭の消費支出は、台風や大雨などの天候不順の影響で、エアコンや電気代といった支出が減ったことなどから、前の年の同じ月を4.7%下回り、5か月連続の落ち込みとなりました。
総務省が発表した家計調査によりますと、先月の消費支出は1人暮らしを除く世帯で28万2124円となり、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月を4.7%下回り、5か月連続の減少となりました。
これは、台風や大雨など天候不順の影響が主な要因で、品目別にみると、エアコンが48.6%の減少となったほか、アイスクリームやシャーベットが21.8%、国内のパック旅行が17.3%、電気代が7.5%、それぞれマイナスとなっています。
一方で、米や調味料などでは、下落幅が縮小しているものもあり、全体の減少幅もマイナス5.9%だった7月と比べると縮小していることなどから、総務省は「消費増税の影響は緩やかに回復している」という見方を維持しました。
また、自営業などを除いたサラリーマン世帯の先月の収入は、46万3810円で、物価を除いた実質で5.4%の下落となり、11か月連続の減少となっています。
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