<どう伝える?謝罪のココロ>
専門家ゲスト:間川清さん(弁護士)
ゲスト:假屋崎省吾さん(華道家)、城之内早苗さん(演歌歌手)
リポーター:瀬田宙大アナウンサー
<【番組冒頭】新感覚アイス “パレタ”>
リポーター:輿芝由三栄アナウンサー
人生を円滑に生きるためのコツ「謝罪」。子どもの不始末や、ご近所やママ友に関連した問題など、実に4人に1人が。謝罪をめぐってトラブルに陥ってしまった経験があると考えていることが、番組で行ったアンケートで明らかになりました。そんな「謝罪の難しさ」を反映してか、最近では、本人に代わって謝罪をしてくれるという“謝罪代行”というビジネスまで誕生しています。
では、どうすれば人間関係を壊さずに済む「上手な謝罪」ができるのか。番組では、脳科学の分野からもアプローチ。ちょっとした「コツ」で、相手を怒らせることなく、謝罪に納得してもらえる方法があることが分かりました。また、子を持つ親なら悩む、子どもにどう「ごめんなさい」の意味を伝えるか。心理学の専門家が、その問いに子どもと一緒に向き合う中で、答えを見つけて行こうという早稲田大学の取り組みも取材しました。謝罪は誠意を伝えるものと分かっていても、それがうまく出来ずに悩む人たちが多い今だからこそ、どうすれば謝罪を通して気持ちを伝えられるようになるか考えていきます。
「お困りの際は、代わりに謝ります」という「謝罪代行」。ネットで検索すると、こうした業者が続々と誕生しているのが分かります。7年前から謝罪代行を始めたという業者の社長に話を聞くと、今では年間300件ほどの謝罪代行を請け負っていると言います。トラブルに至った詳しい経過を聞いた上で、依頼者の家族、あるいは会社の上司などになりすまして謝罪を行っていきます。
名古屋大学准教授の川合伸幸さんに協力していただき、姿勢と謝罪との関係を実験調査しました。謝罪を受ける際の姿勢を変えながら、怒りの指標の一つ“相手への攻撃性”が、脳内でどう変化するか確認したところ、前のめりの姿勢を取ると、目の前の相手に向かっていくと脳は判断して攻撃性が高まる一方、あおむけになると、相手を攻撃するつもりはないと、脳が判断して攻撃性が下がる傾向があることがわかりました。これと同様の怒りと姿勢の関係を調べた研究結果は、アメリカの研究者からも報告されています。この結果を踏まえると、何か過ちを告白して謝罪する際には、相手があおむけのときを選ぶと、許してもらいやすくなるのではないかと考えられます。
お互い素直に謝れないでいることに悩んでいる夫婦のために、間川弁護士は、以下の2つのアドバイスをしました。
菓子折りに関しては、平均的な価格より多少高いものを選んだと方が安全だと間川さんは指摘します。相手が怒っているとき、安い品を持って行くとその人をさらに怒らせることもあるのに対して、相手が恐縮してしまったとしても、高い品をもらって怒る人はいないことが理由だと言います。しかし、甚大なミスや被害が伴う場合は物品の代わりに、「治療費など今後の対応をどう考えているか」など、相手が納得できる改善策を手土産にする必要があると言います。
また、子どもどうしのことなのに、親どうしのけんかに発展しまったなどのママ友トラブルに関しては、メールやLINEで連絡を取ることが多いと思うのですが、メールで謝罪しても相手が怒りを吐き出せないので、ガス抜きになりません。さらに文字情報は、その人の気分によって、いかようにも解釈できるし、それが別の相手にも転送されたりする危険性もあるので要注意だと間川さんは指摘します。だからこそ、メールより、電話や直接会って、謝罪するのがオススメだと言います。
お互い素直に謝れないでいることに悩んでいる夫婦のために、間川弁護士は、以下の2つのアドバイスをしました。
相手が素直に話を聞ける人から、自分の思いを伝えてもらうという作戦です。客観的な立場からの助言に関しては、相手もうなずきやすく、かたくなになっている感情を変えていくための大きなステップになると言います。
お互いが一つの目標に向かう仲間だと思えるようになり、素直な気持ちになれると言います。謝罪が必要となる関係においては家族、夫婦間であっても敵対関係に陥っていることが多いため、それを変えていくために、たがいが味方であるという意識を回復できるような「共通の目標」を確認していく作業が有効になると間川弁護士は語ります。
共通の目標に限らず、何でもよいので相手との「共通項」を見つける作業は、弁護士の仕事でもよく使うと語る間川さん。相手と同じ出身地、趣味、家族構成など、被害者と加害者の間に「共通項」が見つかれば示談が成立しやすくなるのと同じように、家族・夫婦間の謝罪においても「共通項」を見つけることが謝罪を成立させるためには欠かせないと言います。
早稲田大学教育学部教授の本田恵子さんが研究を続ける「アンガーマネージメント」は、衝動的な行動を起こしやすい状態においても、自分の気持ちを整理し、適切な表現方法を学ぶための心理教育的プログラムです。現在、10代の子どもたちにむけて、学校・少年院・刑務所・保護観察の現場での導入が始まっています。
参加者たちは、人間関係を円滑にできるようにするために、謝り方も学んでいく中で、相手の気持ちを受け止めることの大切さなどに気付いていきます。今回取材させていただいたようなワークショップは、夏休みだけではなく、春、冬など長期の休暇中にも集中して実施しながら、子どもたちがふだん整理しきれていない自分たちの気持ちに向き合っていきます。
「アンガーマネージメント研究会」
ホームページ:http://anger-management.jp/workshop.html
この夏、新感覚のアイスキャンディー「パレタ」が人気を集めています。パレタは、メキシコで古くから作られている食べ物で、棒付きのアイスキャンディーのこと(ちなみにスペイン語のアクセントは「レ」)。鎌倉にあるパレタの専門店を訪ねると、旬のフルーツや野菜をふんだんに使ったメニューが並んでいました。その味と見た目の鮮やかさは性別・年代を問わず人気だそう。
そこで番組では、パレタのルーツと人気のヒミツを探るとともに、ご家庭で気軽に楽しめるカンタン&ヘルシーなパレタの作り方を、お菓子研究家の福田里香さんに教えていただきました。
・フルーツは、できれば2~3種類使うとおいしい。組み合わせは何でもOK。
・型は、市販のものを使うと便利ですが、中身を飲み終わった紙パックでも大丈夫とのこと。
そのときは、上の部分をハサミで開いてよく洗い(できれば数分間水に漬け置く)、よく乾かして使ってください。
・フルーツジュースは100%を使用。少量の砂糖、ハチミツ、メープルシロップなどで甘さを加えてもよいが、今回は加糖せず、フルーツサラダ感覚のものを作りました。
【材料・2人分】
・スイカ、パイナップル、レモン、ミント・・・各適量
・にんじんジュースまたはブラッドオレンジジュース・・・100ミリリットル
【作り方】
【材料・2人分】
・材料:桃、プラム、ブルーベリー、レモン、ミント・・・各適量
・マスカットジュース・・・100ミリリットル
作り方は赤いフルーツパレタと同じです。
・ヨーグルトの甘さは控えめに。
プレーンヨーグルトなら100ミリリットルに大1~小2の砂糖(ハチミツやメープルシロップでもOK)を加える。甘さ控えめのドリンクタイプのヨーグルトなら、かき混ぜる手間が省けるのでラクです。
・今回は、型には紙コップを、持ち手にはプラスチック製のスプーンを使用しました。またふたには弁当用のアルミカップを使いました。
【材料・2人分】
・バナナ・・・適量
・プレーンヨーグルト・・・100ミリリットル
・砂糖(ハチミツ・メープルシロップ)・・・大1~小2
・ジャム(お好みのもの)・・・適量
【作り方】
・VTRで訪ねたパレタ専門店
「パレタス鎌倉店」
・VTRで訪ねたメキシコ料理店
「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」(原宿・神宮前)
・VTRで手作りパレタを紹介してくれた方
福田里香さん(お菓子研究家)