ビッグスケール ゴーグルシーザー




「エンジン全開!出撃だ!!」

■ビッグスケール ゴーグルシーザー■
 1982年発売 発売時定価5200円。
DXロボを格納できるビッグスケールシリーズ。「DXクロスインボックス ゴーグルファイブ」を分離状態で格納可能。艦首を開くとミサイルの発射ギミックがある。
 本体に3つのコンテナを持ち、各コンテナ内部にゴーグルジェット、ゴーグルタンク、ゴーグルダンプを収納し、さらにスプリングによるスロープ展開、コンテナを発射する発進ギミックを装備。このコンテナによる格納・発進ギミックは他の戦隊には見られない個性的な物となっている。
 また、艦首開閉ギミックは、デザイン段階でアニマルモチーフが考案されていたことの名残である。



パッケージ。



上面/下面


■ゴーグルシーザー■
全長120メートル 重量1550トン
飛行速度マッハ5 地上時速200km/h
  第1話より登場。三大メカをコンテナに格納する巨大戦闘空母。東京の後楽園球場がせり上がり、その地下にある基地から巨大エレベーターにより地上へ移送され、発進する。艦首にはミサイルを装備。熱線砲や冷凍光線も持つ。
 各コンテナは単独で発進・自走が可能。ゴーグルジェットはシーザーから直接発進する事が多いが、タンク、ダンプは一旦コンテナを降下させ、現場近くで各コンテナから発進する。
 各マシンが発進、巨大戦に移行後はゴーグルブラック、ゴーグルピンクが艦に残り、作戦の指示や援護攻撃などを行う。


 それまでの戦隊母艦とは異なり、「格納用コンテナ」を持つことでより「輸送機」としての役割を浮き彫りにしたデザイン。メンバーの内の3人がロボに、残りの2人がサポートに回るという巨大戦時の役割分担も、他の戦隊には見られないアイデアとなっています。



バックビュー。



両サイドから。
コンテナギミックの関係上、左右対称ではありません。
下部着陸脚にあるタイヤによりコロガシ走行が可能。



上面。
機体各部のピンは、「ポケットヒーロー」と呼ばれるミニ人形を立てるための物。
コレは前年度のビッグスケール ジャガーバルカン(後期生産版)にも同様のギミックが存在していました。



機首のボタンを押すと、艦首ハッチがパカッと開きます。



付属するミサイルを装着。



発射装置の横の赤いボタンを押せばミサイルが発射。



右側面のスイッチは、下側の黄色い○で囲った物がカタパルト(スロープ)展開用、
上側の赤い○で囲った物が各コンテナ発射用のスイッチ。



下側のスイッチを押せば、スロープがスプリングによりシャッと飛び出してきて展開。



各カタパルト(スロープ)を展開したところ。



上側のボタンを押すと、各コンテナがスプリングにより発射され、
ガララーッとスロープをすべり降ります。



三つのコンテナを発進!!ちなみに劇中の発進方法とは異なります。
(劇中ではコンテナがそのまませり出してきて、地面に降下。)



コンテナを全て外した状態。



内部機構・右側面から/左側面から。
実はコンテナを外した状態のゴーグルシーザーの写真ってちょっと珍しかったり。



1号コンテナ(ジェットコンテナ)

後部はシールですが、一応立体を意識した模様になっています。



側面。
こちらは左右とも同じデザイン。



前面の解除ボタンを押して、ハッチを開きます。



ゴーグルジェットは主翼、尾翼を畳んで内部に収納。
本来は垂直尾翼も畳むのですが(合体状態に近い形状になる)立てたままでも収納は可能です。



2号コンテナ(タンクコンテナ)




側面。



ゴーグルタンクはミサイルランチャーを収納した状態で中に入れます。
かなり横幅がキツキツ。



3号コンテナ(ダンプコンテナ)



側面。



ゴーグルダンプはアームを閉じたノーマルモードで収納。



3号コンテナは1号、2号より若干前後幅が長くなっています。



ハッチを展開し、ゴーグルジェット発進!!



各マシン収納図。
ハッチとスロープの間に段差があるので、タンク、ダンプの直接発進は出来ません。



劇中に準じて、ジェットはコンテナを出さずにそのまま、
タンクとダンプはコンテナを降ろしてから発進、というのが再現度の高い遊び方と言えるでしょう。



勝利だゴーグルファイブ!今こそ輝け!!


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