ブリッツガンダム



 地球連合軍が開発した5機のGAT−Xシリーズのうち、GAT−X207ブリッツガンダムは特殊機能を付加した機体であることを示すX200系の型式番号を持つ。
 これは「ミラージュコロイド」システムをはじめとする実験的な装備を多く採用されていることに拠るモノである。
ブリッツはこのミラージュコロイドによる潜入破壊工作を目的として開発された機体であり、そのためその武装は「ランサーダート」や「グレイブニール」と言った近接戦闘用に特化した物が多くなっている。
 地球降下後はザラ隊としてアークエンジェル追討の任に付いたが、同隊のイージスをかばい、ストライクの対鑑刀の一撃を受け機体は爆散、パイロットであるニコル・アマルフィは戦死している。



キット素組状態。

 HGシリーズ第6弾。なぜかナンバリングではジンより早い5番になっているがこれはガンダム5機を順番に並べたかったからだろう。
 キットは接着剤不要、いろプラ。アルミシール付属、ポリキャップ使用の可動モデル。HG(ハイグレード)の名にふさわしく、充実した内容のキットとなっている。特徴である両手の武器、トリケロスとグレイブニールのギミックを再現。また足首関節などが独自の機構を持っており、ブリッツガンダムの特徴的なポージングを取ることも出来る。



OPやイラストでお馴染みのグレイプニール発射ポーズもこのとおり。
足首の接地面が大きく可動するのでもっと大きく足を開いても自立できる。



特徴的な足のギミック。足首前部分が独立して可動し、干渉を避けるため
脛アーマーを開く事が出来る。



トリケロスに装備されたランサーダートは上の一本のみであるが取り外しが可能。



例によってビーム部分はHGデュエルからの流用であるが、無改造で取り付けが出来る。



グレイプニールの射出状態をイメージし、ワイヤーと台座が付属する。



付属品一覧。グレイプニールの爪は開閉差し替え式。
ワイヤーの横に転がっている小さい部品はグレイプニールを腕に付けるときに使うジョイント。




コレクションシリーズとの比較。HGの方がやや横に広いプロポーションになっている。
また、各部アーマーの面取も若干解釈が違うようだ。
ちなみに色味が全然違うのはコレクション当時はカラーチャートが無くて適当に塗ったため。(爆)

戻る