バスターガンダム



 地球連合軍が開発した5機のGAT−Xシリーズのうち、GAT−X103バスターガンダムは中・長距離の攻撃に主眼を置いた重火器タイプのMSである。
 本来は艦船、要塞拠点などの破壊や後方支援を主とする機体ではあるが、MSとしての機動性を生かし、デュエル、ブリッツと共にチームでストライクガンダムに攻撃を仕掛ける。
 バスターは機体の性格上、本体のエネルギージェネレーターとは別にランチャー/ライフル用のサブジェネレーターを持っているが、この2つの武装を連結することによりサブ出力を直結、それぞれの威力を倍加させることが出来る。
 火線ライフルが前の場合は超高インパルス長射程狙撃ライフルに、ガンランチャーが前の時は対装甲散弾砲にと、それぞれクラスアップした兵器となる。ただしバレル自体にかかる負荷も増すため、この状態での短時間連射は不可能である。



キット素組状態。

 キットは接着剤不要、いろプラ。アルミシール付属、ポリキャップ使用の可動モデル。HG(ハイグレード)の名にふさわしく、充実した内容のキットとなっている。バスター最大の特徴である火線ライフル及びガンランチャーは腰のアームによりバックパック装備状態から各武装形態に自在に可動。また、大型の火器を構える関係上、脚部などに独自の関節が設けられているため様々なポーズを取ることが出来る。
 成形色とシールの併用でほぼ劇中通りのイメージを再現できる、好キットである。



基本の腰ダメ状態。肩の220ミリ6連装ミサイルポッドは開閉可能。
ちなみにコレはグリップが横に来るようにアームを前に展開した状態。



キットの取り説にはアームを背中側で畳んでグリップが下になるように紹介されている。
どちらでも間違いではないのだろうが、こちらの方は少し持ちづらい。



足の関節は太股に回転軸があり、非常によく動く。なお、腰フロントアーマーは他のHG同様
左右で繋がっているので、中央の軸を切り離してやろう。



超高インパルス長射程狙撃ライフル形態。狙撃姿勢を再現できる。



上から見るとこんな感じで連結されている。



対装甲散弾砲。こちらは大口径火器の迫力が良くでている。



同じく上方から。



コレクションシリーズとの比較。ほぼ同じプロポーションではあるが、細部の処理が結構違うので好みが別れるところ。




ちなみにコレクションの火器とジョイント経が一緒なので無限連結が可能。

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