イージスガンダム



 地球連合軍が開発した5機のGAT−Xシリーズのうち、GAT−X303イージスガンダムは他の4機とは根本的に異なる可変フレームの採用により、MA(モビルアーマー)形態への変形を可能としている。これにより、MS特有の機動性、格闘性と同時にMAのスピードと火力を併せ持つことが可能となり、対MS・対鑑戦で圧倒的な攻撃力を見せる。
 特にMA時、本体中央部に設置された580ミリ複列位相エネルギー砲“スキュラ”の威力はすさまじく、月面第8艦隊との交戦に置いても、瞬く間に3鑑を撃沈せしめている。
 なお、本来この機体は他の4機との連携行動に置いて、司令塔の役割を果たすように開発されたため、その名を冠されたと思われる。

 キットは接着剤不要、いろプラ、アルミシール付属、ポリキャップ使用の可動モデル。HG(ハイグレード)の名にふさわしく、充実した内容のキットとなっている。最大の売りはイージスガンダムの特徴であるモビルアーマー形態への変形が再現されていること。手首を取り外す以外、ほぼ完全な変形が可能であり、同シリーズでも圧倒的なプレイバリューを誇る両キットだと言える。 塗装しなくても、成形色とシールの併用でほぼ劇中通りのイメージを再現。



専用ビームライフル、シールド付属。変形の都合上、足の関節はかなり広範囲の可動を誇る。



片膝を付くことも可能。また、シールドとライフルは腰のバインダーにホールドできる。







MA形態への変形。手首は外さなければいけないが、他は差し替え無しで変形が可能。




MA巡航形態。対鑑戦などの際、表面積の少ないこの形態で突撃、スキュラでの一撃離脱をかける。
手と足の長さが違うので、4本のアームを合わせるのが難しいが、ほぼ設定を再現している。




アームを展開した攻撃形態。
4本のアームでMSや小型の艦船を捕獲することも出来、そのビームの爪で切り裂いたり、
スキュラによるゼロ距離で目標を粉砕する。



ちゃんと(?)ストライクもつかめます。





コレクションシリーズとの比較。写真だとわかりにくいが、かなりプロポーションが違う。
やはり変形を主眼に置いたHGとコレクションとでは各部のバランスが大きく変わってしまうのだろう。
MS単体のプロポーションならばコレクションの方がややよく見えるが、
ポーズを取らせにくい都合上、全体的な雰囲気ではやはりHGの方が上か?

戻る