ガンダムアストレイ
ゴールドフレーム


このキットはメディアワークス発行、「機動戦士ガンダムSEEDスペシャルプラモブック」(3月28日発売)の特別付録として封入された、1/144コレクションシリーズ・ガンダムアストレイの特別仕様モデルである。基本的には成形色を変えただけの物であるが、ムック本と同梱という形式上、パッケージはコレクションシリーズの物より若干大きく、本誌がカバー内に粘着テープで固定され、ボックスにキットが入っている。(写真参照)
 ムック自体は電撃ホビーマガジン誌のスタッフが特別編集した物であり、初心者向けの工作方法を中心とした内容となっている。フルカラーで構成も見やすいが正直値段と比べると物足りない感は否めない。アストレイ自体はレッド、ブルーフレームと内容的に変わりがないので、コレクション目的の方以外には余りオススメできないかも。


 MBF−P01。
 資源衛生「へリオポリス」にてへリオポリスの本国である中立国家「オーブ」が極秘裏に開発したASTRAYシリーズの一番機。
 このゴールドフレームは、ヘリオポリス崩壊後、ジャンク屋のロウ・ギュールにより右腕のみが発見されており、その存在が予測されていた機体であるが、未だ本体の消息は不明のままである。
 レッドフレーム、ブルーフレームと基本的な性能は変わりないが、この二体とは違った設計コンセプトを持った機体であることが分かっており、より多くの可能性をテストするためのカスタム機であると推測される。
 もっとも特徴的なのが手のひらに装備された武器にエネルギーを供給するプラグで、ASTRAYシリーズ共通の物に加え、連合製のMS(GAT−Xシリーズ)と同一のプラグも装備されている。このことにより、本来ならGAT−X専用である武装を使用することが可能となっているのだ。
 武装はビームサーベル×2、イーゲルシュテルン(頭部バルカンシステム)。手持ち武器として専用ビームライフル、ストライクと同型のシールドを使用する。全高17.53メートル。重量49.8トン。




本体写真。形成色以外はレッド、ブルー両フレームと何ら変わるところはない。
金色の部分はNT付録ストライク同様、ラメ入りプラが使用されている。



実は作例はレッドフレームを塗装した物。付録の方は素組で放置決定(笑)



3体揃ったアストレイ。TV本編には量産型であるM1アストレイが登場したが、
試作機であるこの3体が物語に絡んでくることはあるだろうか?

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