フリーダムガンダム
ZGMF−X10A。地球連合軍から奪取した4機の「G」のデータを元にザフトが独自に開発したMS。PS装甲など、連合軍の秘密事項を解析、さらにプラントの最新技術が加わり、驚異的なポテンシャルを持つ。
特に、ニュートロンジャマーを無効化する「N・ジャマー・キャンセラー」を導入により、核融合エンジンの搭載が可能となったことは特筆に値する。これにより実質上戦闘中のエネルギー切れが無くなり、PSダウンがないため、実弾兵器に対しては完全に無敵となった。頭部形状が酷似しているため、「ストライク」との交戦データが開発ベースになったものと思われる。
背中には片側5枚、2組の展開式バインダーを持ち、翼のように展開することで大気圏内での飛行が可能。さらにバインダー内部には「アグニ」級の火力を持つ大型プラズマ収束ビーム砲「バラエーナ」(二門)を装備。両腰部の長距離砲撃用展開式レールガン「クスィフィアス」(二門)を合わせ、圧倒的な火力を誇る。
その他の固定武装として頭部と胸部に近接防御機関砲「ピクウス」を各二門、腰部にビームサーベル「ラケルタ」2本を装備。携帯武装としてビームライフル「ルプス」、シールドを持つ。パイロットはキラ・ヤマト。
全高18.3メートル。重量71.5トン。
キットは接着剤不要、いろプラ、シール付き、ポリキャップ使用の可動モデル。パーツ数も少なく、初心者向けの簡単キットとなっている。
特徴である2枚のバインダーは可動こそする物の残念ながら展開は不能。腰部レールガンも収納状態のみでのリリースとなった。可動自体はこれまでのコレクションシリーズと大差はない。
専用ビームライフル[MA-M20ルプス」付属。
ビームサーベルは腰部からの取り外しは残念ながら出来ない。
大型のバインダーが特徴的な背中。
ストライクのように換装式の装備が存在するのかは今のところ不明である。
バインダー基部はポリキャップによる可動部があるので上下左右にスイングが可能。
腰部長距離砲撃用展開式レールガン「クスィフィアス」。
裏側の肉抜き穴が目立つので、気になる人はパテかプラ板で埋めましょう。
元になったと言われるストライクと比較。実は細かいところは全然似ていなかったり。
唯一共通点の多いライフルはストライクの物にカバーを付けた形状になっている。
キット素組状態。意外と塗り分けが多いためキットのままではちょっと辛いかも。
アンテナには安全のために突起が付いているので削っておきましょう。