ガンダムアストレイ
ブルーフレーム


 MBF−P03。
 資源衛生「へリオポリス」にて発見された2機のアストレイ。その片方、ブルーフレームと呼ばれるこの機体はフリーランスの傭兵部隊、サーペントテールのリーダー叢雲劾の手に渡った。
 基本的な性能はレッドフレームと同じだが、傭兵である劾は請け負った依頼によって様々な武装を施している。そのためブルーフレームは火器管制に特化したOSを組み込まれることとなった。
 
 武装はビームサーベル×2、イーゲルシュテルン(頭部バルカンシステム)。手持ち武器として専用ビームライフル、ストライクと同型のシールドを使用する。また、フル装備時にはザフトの装備を流用した大型ミサイルポッドやバズーカを使用する。全高17.53メートル。重量49.8トン。

 接着剤不要、いろプラ、ポリキャップ使用の可動モデル。キット内容は先に発売されたレッドフレームの成形色を変えただけで、他は全く同じものである。パーツ数も少なく、初心者向けの簡単キットとなっている。(注:肩のマークは雑誌の付録であり、キットには付属しません。)
 



専用ビームライフル付属。レッドフレームと装備は共通。



肩及びシールドのマークは電撃ホビーマガジンH15年4月号(メディアワークス刊)
に付属のもの。
傭兵部隊サーペントテールの部隊章である。叢雲劾の機体は「1」のナンバーが入っている。



可動範囲はコレクションでは広い方。



レッドフレームとの比較。全く同じ機体のはずが、色の変化でこれだけ印象が変わる。



キット素組状態。


 コンプリート・センサーユニット装備状態。
 アストレイには設計段階で頭部センサーパーツの換装機能が組み込まれており、状況に応じて水中戦用、夜間専用、Nジャマー影響下戦用など様々な設計データが用意されていた。
 コンプリート・センサーユニットは可視光線、熱量感知、レーダーなどの複合センサーとそれを統合し解析するための専用のコンピューターシステムから成っており、通信機能はもとより、情報解析・処理能力はノーマルヘッドとは比較にならないほど向上している。ただし、各種センサーの消費エネルギーも大きく、また複雑化した情報処理は機体OSに大きな負担をかける、と言った欠点もある。

 電撃ホビーマガジンにて連載中の「ガンダムSEEDアストレイB」第3話(2003年2月号)に登場したコンプリートセンサー仕様ヘッドをキットの頭部を元に製作。改造箇所はV字アンテナを外した前頭部にパテを盛ってセンサー部を作り直し、顎の下の部品をプラ板で製作。アイセンサーはこの状態では存在しないのでモールドを削り落として黒で塗りつぶした。
比較的簡単な改造なのでブルーフレームのバリエーション入門編と言うことでオススメです。



ノーマルヘッドとの比較。
アンテナのないガンダムも今となっては珍しくないんだよね…。


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