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噴火3日続く 噴石・火砕流に警戒を9月30日 18時59分
御嶽山は噴火が始まって3日がたった30日も噴火が続いています。
気象庁は、引き続き「火口周辺警報」を発表して火口から4キロ程度の範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
御嶽山は今月27日の昼前に噴火し、現在も山頂の南西側にできた複数の火口から白っぽい噴煙が上がっています。
気象庁によりますと午後6時現在、噴煙は火口から400メートルの高さまで上がり、東へ流されているということです。
火山活動の状態を示す火山性微動は、29日夜から30日未明にかけて振幅がやや大きくなりました。
その後、一時小さくなりましたが、30日朝から再びやや大きくなり、午後6時の時点でもやや大きい状態が続いています。
また、29日、気象庁が山麓で火山ガスを観測したところ、二酸化硫黄の放出量の平均は1日当たり1000トン前後で、28日より増えていたということです。
気象庁は引き続き「火口周辺警報」を発表して長野県王滝村と木曽町、岐阜県高山市、それに下呂市にまたがる火口から4キロ程度の範囲では、噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
気象庁は「噴火活動に大きな変化は見られないが、地下の活動がやや活発になっているとみられる。火口周辺では風向きによって火山ガスの濃度が高くなる場合があり、山麓(さんろく)でも火山灰や小さな噴石が遠くまで飛ばされることがあるので、念のため注意してほしい」としています。
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