部活で暴行、教諭を提訴 津の中学卒業生
所属していたバレーボール部顧問の男性教諭による暴行や暴言で精神的苦痛を受けたとして、津市立美里中学を今春卒業した元女子生徒(16)と両親が30日までに、教諭と市に慰謝料など計550万円を求める訴訟を津地裁に起こした。
訴状によると、教諭は元女子生徒が1年生だった2011年以降、通院のため部活動を休んだことについて「おまえはすぐ休むから成長しない」などと暴言を吐いた上、殴ったり、蹴ったり、髪の毛を引っ張ったりした。
12年12月に静岡県で合宿中、元女子生徒を平手打ちしたとして、津市教育委員会が教諭を厳重注意処分としたが、その後も暴言は続いたという。