超合金魂 バトルフィーバーロボ
(超合金GX−30)
「電光剣!!唐竹割り!!」
■超合金魂 バトルフィーバーロボ■
2006年3月発売 発売時定価6000円(税別)。
バンダイが誇る超合金の最上位ブランド、「超合金魂」シリーズに初の実写メカが登場。
第一弾は「バトルフィーバーJ」より、戦隊ロボの元祖でもある「バトルフィーバーロボ」がセレクトされた。バトルフィーバーロボは元来、母艦バトルシャークとのコンビネーションに主眼が置かれ、多彩な武器を使用することが特徴のロボであり、旧超合金に置いてもそのコンセプトが重点的に再現されていたが、今回の魂化にあたり、単体でのプレイバリューに特化。
旧超合金同様、多彩なオプションが付属。付属する8種類の武器にはダイキャストを多用し、重量感溢れる仕上がりとなっている。また、それを操る本体の可動にこだわりながらも劇中のスーツのイメージを踏襲したプロポーションを実現。
また、超合金魂恒例のオプションパーツと本体を飾れるディスプレイ台も付属。こちらはロボの格納庫をイメージした物となっている。
2006年度はスーパー戦隊30作目に当たる「轟轟戦隊ボウケンジャー」放映年でもあり、今回の超合金魂化は戦隊シリーズ30作を記念して企画された物でもある。
パッケージ
付属する武器は本体とは別に専用の箱に入れられ、
ウィンドウにより内部が見ることが出来る仕様。
■バトルフィーバーロボ■
全高:58メートル 重量:30000トン 出力500万hp/t
第5話から登場。倉間鉄山将軍が設計し、国防省が総力を結集して作り上げた巨大ロボット。バトルフィーバー隊の切り札である。世界でもっとも軽く強度の高い金属、ISO合金で全身が覆われているため巨体ながらも機敏な動作が可能となっている。巨大戦闘母艦・バトルシャークから発進し、バトルシャークから送られる数々の武器でエゴスの悪魔ロボと対決する。マッハ10で飛行することもでき、悪魔ロボと空中戦を繰り広げたこともある。 劇中呼称は「巨大ロボット・バトルフィーバー」または「バトルフィーバーロボット」。
スーパー戦隊の記念すべき第一号ロボ。バトルフィーバーロボはその意匠に戦国武将の甲冑を取り入れられており、「なるべく強面で迫力のある顔」を目指してデザインされました。戦隊ロボをはじめとする実写メカは劇中スーツやプロップなど、明確に「立体としての正解」が存在するわけですが、超合金魂版では劇中スーツのイメージを損なうことなく、肩当ての大型化、そして立体映えする頭身への変更などが行われ、特撮ファンにも、玩具ファンにも納得のいくバランスで仕上げられているかと思います。
頭部アップ。
着ぐるみに非常に近い形状ながら、やや面長にアレンジされているようです。
バトルフィーバーロボの厳つい面構えを良く再現しているのですが、
なぜか特徴の一つである「鼻の頭の銀ライン」が再現されていません。
「魂」なのに肝心なところが抜けてるんだよなあ…
胴は上半身側と腰側の2カ所で可動、首も頭部側・胴体側それぞれに可動軸があり、大きく動かせます。
肩アーマーは腕の可動に合わせて跳ね上がりますが流石に真上に腕を上げることは出来ません。
まあ、その辺は劇中通りなので問題ないともいえますが。
肘は二重関節で右の写真のようにほぼ180度曲げることが出来ます。
肩は胴体側から関節ブロックを引き出すことが出来、
大きく前に腕を出すことが出来るようになっています。
下半身はデザイン上の制約もあって可動範囲が広いとは言えませんが、
それでも膝は90度近くまで曲がり、足首もボールジョイントで動かすことが出来ます。
さらに、股間、膝、足首にそれぞれ横ロール軸が設けられているため
大きく足を開いて踏ん張ったポーズなど、劇中のポーズ再現に一役買っています。
手首は差し替え式。
ジョイントが大きめに作ってあり、非常に差し替えがしやすくなっています。
右手が3種、左手が4種付属。それぞれ握り、平手、武器持ち手があり、左手のみ
鞘を持たせる用?の少し大きめに手を開いた持ち手が付属します。
握り手/平手。
大概武器を持たせているのでこの2種はあんまり使わないかも?
豊富なオプションを誇るバトルフィーバーロボ。
付属する8種の武器をそれぞれ紹介。
■ソードフィーバー■
両脚のホルスターに収納された短剣。投げて使うことが多い。両脚から抜いたソードフィーバーをクロスさせ、敵に向かって投げつけるクロスフィーバーはバトルフィーバーロボの初期の必殺技。
ソードフィーバーは唯一ロボが携帯している武器で、使用頻度も高めでした。
クロスフィーバー!!
■フィーバーアックス■
バトルシャークから投下される、ロボが使う巨大な斧。重量に物をいわせて敵を叩き斬る。破壊力は非常に高く、さらに投げつけることで的に大きなダメージを与えられる。
本編では大概投げてた印象ですが、たしかにこんなにデカイ物飛んできたらただじゃ済まんよなあ…
■スティックアタッカー■
バトルシャークから投下される、鋭い穂先とトゲ付きの円環を両端に持つ槍状の武器。打撃だけでなく鋭い先端で突き刺すこともできる。手元のリングは防御用で攻守に優れる。必殺武器をのぞけば、バトルフィーバーロボがもっとも多用した武器。
旧超合金には唯一付属しなかった武器で、意外と立体化の機会に恵まれてない装備。
■ケーンノッカー■
バトルシャークから投下される錫杖型の武器。第24話のドラキュラロボに対して使用された。
旧合金の影響か、BFロボが錫杖を持っているのは割とポピュラーなイメージだと思っていたんですが
実際に使用されたのは一度だけだそうです。
■バトルシールド■
バトルシャークから投下されるISO合金で作られた強固な盾。2万8000度の熱にもビクともしない。
日の丸をイメージした赤い丸とBFマークが印象的な無骨な盾。
裏の取っ手を武器持ち手に差し込んで保持します。
■アタックランサー■
バトルシャークから投下される三つ又の刃先を持つ槍。厚さ12メートルの鉄板をも貫き通す。チェーンクラッシャーに繋げることもでき、鎖で振り回すという大胆な攻撃方法もとることが出来る。
8種の武器の中では一番の長物。
手首にあるハッチを開いて、鎖を取り出します。
■チェーンクラッシャー■
普段は腕に収納されているISO合金製の鎖。敵に叩きつけたり、縛って動きを止めたりして使用する。他の武器に繋げて使うことも多い。
チェーンの先端のリングはアタックランサー側のリングに接続できます。
■ナックルパンチャー■
バトルシャークの格納庫にセットされていたメリケンサック状の武器。本編では未使用だが、旧超合金にも付属していた。
■電光剣■
バトルシャークから投下される巨大な日本刀。高圧電流や宇宙エネルギーを吸収できる。この剣から繰り出される必殺技「電光剣唐竹割り」は、15話以降、ロボの決め技となる。鞘から抜き放つ際、刀身に刻まれた盟が輝く。構えた電光剣で大きく円を描きながら宇宙エネルギーを吸収・凝縮し、敵を豪快に一刀両断する。握りに入った「ACFKJ」の文字はフィーバー5人を表した物。
鞘から抜刀可能。
鞘にも、刀身側にも“電光剣”の文字が入ってます。
こんなに日本刀が似合うロボも珍しいでしょうね。
電光剣が弧を描き…
敵を一刀両断!!
「電光剣唐竹割り」を繰り出す際の構え。
電光剣ロケッター!!
第51話で放ったロボの最終必殺技。
クロスフィーバーをも弾くサタンエゴスに対し、電光剣を全力で投げつけ、その身体を刺し貫いた。
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