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栃木知事 処分場問題事態打開を9月24日 18時47分
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東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴って発生した、指定廃棄物の最終処分場の建設計画を巡り、栃木県の福田知事は国が県内の候補地として提示した塩谷町の国有地を初めて視察しました。
福田知事は、今後、計画に反対する人たちと対話集会を開き、事態の打開に向け取り組む考えを示しました。
1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性物質を含む指定廃棄物について、国は首都圏と東北の合わせて5つの県に最終処分場を建設する方針で、栃木県では塩谷町の国有地を候補地として提示しました。
しかし、地元では近くにある水源が汚染されるなどとして反対運動が起きていて、見形和久町長は建設に反対する考えを示しています。
こうしたなか、福田知事が24日、候補地を初めて訪れ、環境省の担当者から候補地の地形やおよそ4キロ離れた所にある水源の「尚仁沢湧水」との位置関係などについて説明を受けました。
このあと福田知事は記者団に対し、「地元の人たちとの対話集会をお願いしたい。意見交換をする場合は私だけではなく国の担当者も出席すべきだ」と述べ、今後、環境省の担当者も同席して、計画に反対する人たちと対話集会を開き、事態の打開に向け取り組む考えを示しました。
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