※イメージ画像:『TBS女子アナウンサー カレンダー2013<Fresh> TBSオリジナル特典生写真【吉田明世】』

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 今月限りでTBSを退社してフリーになる田中みな実(27)が28日、進行アシスタントを務めていたレギュラー番組『サンデー・ジャポン』を卒業した。番組ラストで司会の爆笑問題・太田光(49)から「(同性から)嫌われたり、20歳そこそこの女の子にはきつかったと思うよ。それを明るくはね返してた」と、ねぎらいの言葉をかけられると、彼女は「ありがとうございました。本当に嫌われてたんで...」と涙をこぼした。

 田中みな実の後任には2期後輩で入社4年目の若手、吉田明世(26)が就任することが決まっている。吉田は2007年に成城大学でミスキャンパスに出場し優勝し、日替わりで素人美女の写真をカレンダー表示するWEBサービス『美女暦』などにも登場しており、既に一部ではその美貌が話題となっていた。その後、2011年4月にTBSに入社し、同期の女性アナウンサー古谷有美(26)などと一緒に世間に認知されていくことになる。

 吉田明世は現在、『いっぷく!』、『駆け込みドクター! 運命を変える健康診断』、『林先生の痛快! 生きざま大辞典』、『トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!』と、TBSでは最もテレビ出演頻度が高い女性アナ。しかし、癖のある出演者揃いの人気番組『サンデー・ジャポン』への抜擢を不安視しているテレビ関係者もいるという。自身のブログでは道で人によくぶつかったり、エスカレーターでこけたりなど、ドジなエピソードを披露し、社内でも「10年に1度のド天然」と言われるほどなのだが、あながち冗談ではなく、そのド天然さが彼女にとってはウィークポイントになっているようだ...。

 まずはアナウンサーの基本である原稿を読むのが下手であること。2012年10月から2013年9月までラジオパーソナリティを務めた『プレシャスサンデー』(TBSラジオ)では原稿の読み間違いを連発。某SNSの"TBSラジオコミュニティ"では生放送後にリスナーから「吉田アナはあまりにも原稿を読むのが下手過ぎ。経験年数では無く、素質が無いように思う」「吉田明世アナは本当に酷過ぎる。原稿を読むのは下手だし、今日は"広東"を"こうとう"と読むし。パーソナリティを早急に代えて欲しいです」などと手厳しいコメントが書き込まれていた。

「吉田さんは、入社当初は報道とバラエティを掛け持ちさせられてきましたが、報道は評判が悪かったんでしょうね。今年に入ってからはバラエティ路線に進まされるというウワサがあります」(テレビ関係者)

 吉田のバラエティ路線と違い、夕方の報道番組『Nスタ』(TBS系)のお天気コーナー担当から、夜の報道番組『NEWS23』(TBS系)のスポーツキャスターに抜擢され、報道路線を進んでいる前述の同期、古谷有美に対する嫉妬心も心配だ。アナウンサーとしての資質よりも人気を優先するような、割り切った性格なら問題ないが、仕事に対しては実に真面目に取り組んでいるという吉田が、入社当初から比べられ"B型でおひつじ座の末っ子で誕生日も近くて身長も一緒"という相手を意識しないのは無理だろう。華やかな舞台の裏では熾烈な闘いが繰り広げられているとウワサされる女性アナウンサーの世界。ライバル意識がこじれて、フジテレビのショーパンとカトパンのような不仲説がささやかれる関係にならなければいいのだが...。

 もっとも心配な問題は、セクハラ疑惑のトラウマが抜け切れていない可能性だ。昨年8月に放送された『朝ズバッ!』のCM明けに司会のみのもんた(70)が吉田明世のお尻あたりに手を伸ばし、その手を振り払われるような様子がお茶の間に流れた。このシーンをめぐってネットなどで「セクハラでは?」と大騒動になったため、吉田のブログの更新が突如止まってしまった。吉田の降板危機もささやかれていたが、みのの次男の逮捕、長期の夏休み、そして番組打ち切りという形でうやむやになってしまった。

「当時、取材記者が問題のシーンについて聞こうとすると、みのさんの名前が出ただけで苦笑いになり質問をはぐらかしていた話があります。今はその話題を出す人はいませんが、本人にしたら、真相がどうであれ消したい過去なのでしょう」(雑誌関係者)

 『サンデー・ジャポン』司会の爆笑問題・田中裕二(49)は、田中みな実の卒業シーンで「君、かわうぃーねー」と交際中のオリエンタルラジオ・藤森のギャグを出すなど、共演者といえどもスキャンダルいじりは容赦ない。太田光も過去に番組内で「みのいじり」発言を連発しているだけに、吉田に向かって"禁句"を繰り出す可能性が高い。はたして、その瞬間、吉田は笑顔でスルーできるだろうか。
(文=坂上五郎)