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【芸能・社会】上原多香子、必死に涙こらえ 「TENNくん心にいつまでも」2014年9月29日 紙面から
35歳で急死したヒップホップグループ「ET−KING」のTENN(本名森脇隆宏)さんの告別式が28日、大阪市阿倍野区のやすらぎ天空館で行われ、メンバー6人や親族、関係者ら約500人が参列した。「SPEED」のメンバーで妻の上原多香子(31)は、前夜はほとんど寝ずにひつぎに寄り添い、告別式でも気丈に振る舞った。関係者によると、上原は参列者へのあいさつの際、「主人は私の心の中で生き続けます」と話したという。 メンバーや親族、ファンに遺書めいたものを残し、突然天国へと旅立ったTENNさんは、愛用の帽子をかぶり、私服姿でひつぎの中に眠っていた。 式典は無宗教の形式。読経や喪主のあいさつはなく、弔辞の代わりにET−KINGの6人が、ほほ笑むTENNさんの遺影に向かって一人ずつ「お見送りの言葉」を投げかけた。妻の上原やTENNさんの両親が最前列で見守る中、最後に立ったのはリーダーのイトキン(35)。 「きょうも、ええステージ(祭壇)にしてもろたな。ツアーのスタッフもたくさん来てくれて、お客さん(ファン)もたくさん来てくれて。…なのに何寝てんねん。いつもと違ってお前の大好きなお父ちゃんやお母ちゃん(両親)、たかちゃん(上原)が一番前で見てくれてんねんで。一緒に歌おう。並んで一緒に歌おう!!」 メンバーらはTENNさんが大好きだった楽曲「ギフト」のフルコーラスをアカペラで歌唱。涙で声がうまく出なかったが、会場内で手拍子が起こり、外に詰めかけたファン約1000人にも大合唱の輪が広がった。 記帳台で集められたファンのメッセージが最後にひつぎにおさめられると、正午すぎに出棺。「ギフト」のBGMが流れる中、遺影を抱えた喪主の上原は唇をかみしめ、必死に涙をこらえた。 上原は告別式が終わると、マスコミに向けてコメントを発表。「このたびの主人の死はあまりにも突然でした。ファンの皆さまや関係者の皆さまにご心配をおかけしたことを、心よりおわび申し上げます。これからも皆さまの心の中に、いつまでもTENNくんがいてくれることを願います」とつづった。 上原は現在、大きな仕事は入っておらず、精神状態が落ち着くまで、しばらくは静養することになりそうだ。 PR情報
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