蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大相撲】逸ノ城が遠藤戦 熱望 秋巡業で「力試したい」2014年9月30日 紙面から
大相撲秋場所で13勝2敗の好成績で、殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞したモンゴル出身の逸ノ城(21)=湊=が29日、東京都内でテレビ出演後に取材に応じ、10月10日から始まる秋巡業で遠藤との「人気者対決」を熱望した。 逸ノ城が次なる野望を明かした。角界トップクラスの人気を誇るホープとの稽古だ。「遠藤とやってみたい。有名人なので。強いというイメージがあったので、自分の力を試してみたい」。稽古場でも胸を合わせたことがない。秋巡業での“初顔合わせ”を望んだ逸ノ城が不敵に笑った。 東前頭10枚目で臨んだ秋場所で1横綱2大関を倒して47年ぶりに新入幕13勝を挙げた。あまりの勝ちっぷりに、負けの込んだ西前頭筆頭の遠藤との対戦は実現しなかった。日に日に注目度は上昇し、国技館を引き揚げる際はファンに取り囲まれて警備員も出動。初場所、春場所で「角界のホープ」がざんばら髪で旋風を巻き起こしてから約半年。同じざんばら髪の逸ノ城は遠藤に匹敵するほどの人気者になった。 だが、土俵外のことは気にしない。甘いマスクで有名な遠藤に「かっこいいんじゃないですか。自分は全然かっこよくない」と言えば、お姫様抱っこパネルやCM出演にも「ないです」と即答。土俵で強さを見せるだけといわんばかりだ。 15日間の快進撃を終えてから一夜明けても、逸ノ城フィーバーは収まらない。この日は、フジテレビ系「スーパーニュース」に生出演。放送後に行われた取材には報道陣50人、テレビカメラ8台が詰め掛けた。九州場所では、新入幕から1場所での新三役が史上初となる関脇で迎えることも確実なだけに「来場所は上位とやるのでもっと力をつけて勝ち越せるようにしたい」と逸ノ城。秋巡業でみっちり稽古して、1年を締めくくる土俵で秋場所以上に話題をさらう。 (永井響太) PR情報
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