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カタルーニャ住民投票、スペイン憲法裁が差し止め判断

2014年 09月 30日 13:16 JST
 
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[マドリード 29日 ロイター] - スペイン憲法裁判所は29日、同国北東部カタルーニャ自治州が計画するスペインからの独立・分離の是非を問う住民投票について、差し止めるべきだとの判断を示した。

スペイン政府はこの日、「(住民投票)はスペイン憲法に準拠するものではない」として憲法裁に提訴。憲法裁の判決が出るまでには数年かかる可能性があるが、憲法裁は緊急会議を開き、政府の提訴を受理し、事実上、住民投票を凍結すべきとの判断を示した。

ただ世論調査では、大多数の住民が投票実施を望んでおり、アナリストは、独立を求める政治的な動きは今後も続くと指摘している。

カタルーニャ自治州は前週末、11月9日に住民投票を実施する法令に署名していた。

 
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 9月29日、スペイン憲法裁判所は、同国北東部カタルーニャ自治州が計画するスペインからの独立・分離の是非を問う住民投票について、差し止めるべきだとの判断を示した。写真は投票用紙。バルセロナで28日撮影(2014年 ロイター)

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