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大学構内のレイプ防止へ、米加州が性交渉合意を義務化

2014年09月30日 12:20 発信地:ロサンゼルス/米国

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大学構内のレイプ防止へ、米加州が性交渉合意を義務化 ▲ キャプション表示
×英ロンドン(London)市内で、月の模型の前でポーズを取るカップル(2012年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/GEOFF CADDICK
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【9月30日 AFP】米カリフォルニア(California)州で28日、大学のキャンパス内で性交渉をする人々に「積極的合意」を義務化する新法が成立した。こうした法律の成立は初とみられ、州内の各大学は歓迎の意を表明している。

 通称「イエスはイエスの意味(Yes means Yes)」と呼ばれる同法の下では、性行為に及ぼうとするカップルは事前に「積極的で自覚のある自発的な合意」を互いに示さなければならない。睡眠中だったり、意識がなかったり、「麻薬やアルコール、薬物の影響により正常な能力を喪失」したりしている場合には、「積極的合意」を示すことはできないとされる。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は今月、大学構内での性暴力に立ち向かう決意を表明。同大統領は、およそ5人に1人の女性が、学生時代に性的暴行を受けているが、うち当局に通報した人はわずか12%であることを指摘し、被害者の「無言の忍耐」の一掃に向けた取り組みを開始していた。(c)AFP

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