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噴火丸3日続く 噴石・火砕流に警戒を
9月30日 12時20分

御嶽山は噴火が始まって丸3日がたちました。
噴火は現在も続き、気象庁は、引き続き「火口周辺警報」を発表して火口から4キロ程度の範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

御嶽山は今月27日の昼前に噴火し、山頂の南西側にできた複数の火口から白っぽい色の噴煙が上がっています。
気象庁によりますと、正午現在、噴火は続いていて、噴煙は火口から400メートルの高さまで上り、南東へ流されているということです。
火山活動の状態を示す火山性微動は、29日夜から30日未明にかけて振幅がやや大きくなり、その後いったん小さくなりましたが、午前6時すぎから再びやや大きくなっているということです。
また、28日、気象庁が山麓(さんろく)で火山ガスを測定したところ、二酸化硫黄が1日当たりおよそ300トンから700トン放出されていたということです。
気象庁は引き続き「火口周辺警報」を発表して長野県王滝村と木曽町、岐阜県高山市、それに下呂市にまたがる火口から4キロ程度の範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
気象庁は「噴火活動に大きな変化は見られないが、地下の活動がやや活発になっているとみられる。火口周辺では風向きによって火山ガスの濃度が高くなることがあり、山麓でも火山灰や小さな噴石が遠くまで飛ばされることがあるので、念のため注意してほしい」としています。

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