ネイティブ広告の特徴やポイントが簡単に理解できる5記事まとめ
最近よく耳にする「ネイティブ広告」。言葉自体はよく聞くものの、どのような広告を指しているか理解されて方はまだ少ないと思います。
現在はまだ大手など一部の企業しか導入していませんが、今後、新しい広告の潮流として身近な存在になる可能性があります。
今回は「ネイティブ広告」についての理解を深めていただくために、ネイティブ広告関連のニュースをまとめました。
この機会に「ネイティブ広告ってなに?」と聞かれてもWeb担当者として堂々と答えられるようにしておきましょう!
2014年のホットキーワードに挙がっている「ネイティブ広告」
今年9月に行われたデジタルマーケティングの総合カンファレンス「ad:tech tokyo(アドテック東京2014)」で、今年のトレンドとして「キュレーションメディア」、「ソーシャル活用の最新潮流」、「オムニチャネル」に並んで「ネイティブ広告」が挙げられました。今最も注目の広告手法と言えるでしょう。
ネイティブ広告とは?
「ネイティブ広告」は「一見すると広告に見えない広告、自然(ネイティブ)な広告」と定義づけされています。「一見すると広告に見えない」というのはイメージしづらいかもしれません。こちらの記事ではネイティブ広告の表示パターンや海外事例が紹介されています。
明確に違うのは、ステマが広告だということを隠すのに対し、ネイティブ広告は広告だと公表する点です。
逆に言うと、広告だという表現が曖昧だったりわかりにくいものだったりした場合は、ステマとみなされる可能性があります。
ステマと混同される点以外にも懸念点が
ステマと混同されないようにすること同じくらい、周囲のコンテンツに自然に溶け込むことを意識しすぎて、広告としての機能を弱めてしまわないようにすることも重要です。
ネイティブアド研究会発足。ネイティブ広告のガイドライン策定へ
一般社団法人インターネット広告推進協議会は、日本におけるネイティブ広告のガイドライン策定と普及を目的としてネイティブアド研究会を発足しました。ガイドラインが策定されることで、誤ってステマのような打ち出しの減少が期待できます。
ネイティブ広告は通常の広告よりも効果が高く、今後の成長が期待できる分野です。
しかし性質上、ステマのように見えてユーザーに不快感を与えてしまったり、広告と通常コンテンツどっちつかずの中途半端な内容になってしまう場合もあり、扱いにくい広告手法でもあります。
現状は大手メディアを中心に運用されていますが、さらに市場が成長し、質が向上し、利用方法も定まれば、今後はオウンドメディアを運営する企業ならどこでも活用できるようになるかもしれません。
今後の展開に注目です。