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「はやぶさ」後継機 11月打ち上げへ
9月30日 11時57分

「はやぶさ」後継機 11月打ち上げへ
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4年前、小惑星の微粒子を世界で初めて地球に持ち帰った日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」が、11月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられることになりました。

「はやぶさ2」は、2003年に打ち上げられ、地球から3億キロ離れた小惑星から、度重なるトラブルを乗り越えて、4年前、地球に帰還した「はやぶさ」の後継機です。
JAXA=宇宙航空研究開発機構は、この「はやぶさ2」について、ことし11月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから、H2Aロケットで打ち上げることを決めました。
「はやぶさ2」は世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰った「はやぶさ」と同じく、小惑星の石や砂を地球に持ち帰る計画です。今回、目指す「1999JU3」と呼ばれる小惑星は、前回とは違って水や有機物を含んでいると見られ、生命の起源に迫ることができると期待されています。
「はやぶさ2」は、11月30日に打ち上げられたあと、3年半ほどかけて目的の小惑星に到着し、東京オリンピックが終わったあとの2020年12月ごろ、小惑星の石や砂が入ったカプセルを地球に帰還させる予定です。
下村文部科学大臣は記者会見で、「日本の科学技術力を生かして挑戦的な宇宙探査を行うことは、国際的に存在感を高めることにつながる。多くの国民の期待に応えて、東京オリンピックの年に帰還することを期待している」と話しました。

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