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捜索活動中断 火山状況見て再開判断へ9月30日 12時08分
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火では12人が死亡し、山頂付近ではまだ搬送されていない24人が心肺停止の状態で見つかっています。
警察や自衛隊などは、山頂付近に火山ガスがたまっていて火山活動の状況を見極める必要があるとして捜索活動を中断していて、今後、再開できるかどうか判断することにしています。
御嶽山の噴火では、これまでに長野県や愛知県、それに東京などの登山者12人が死亡し、山頂付近の御嶽神社や周辺の登山道で、まだ搬送されていない24人が心肺停止の状態で見つかり、69人が重軽傷を負いました。
また、警察によりますと、死亡した人のうち新たに1人の身元が確認されました。
身元が確認されたのは、東京・中央区の会社員、上方麻衣さん(31)です。
30日の捜索活動は、警察や消防、それに自衛隊、合わせて800人の態勢で朝から再開されましたが、気象庁の情報や山頂付近に火山ガスがたまっていることなどから、長野県などは火山活動の状況を見極める必要があるとして、午前7時すぎに捜索活動をいったん中断しています。
長野県は捜索活動を再開できるかどうか気象台などと協議を進めていて、捜索が再開されれば、自衛隊のヘリコプターなどを使って心肺停止の人たちをふもとに搬送することにしています。
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