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下り225Mbps対応、大容量バッテリー搭載の「Wi-Fi STATION L-01G」

 NTTドコモが2014年冬モデルとしてラインナップする「Wi-Fi STATION L-01G」は、LTEで下り最大225Mbpsの通信速度に対応するLG Electronics製のモバイルWi-Fiルーター。2015年3月に発売される予定。

「Wi-Fi STATION L-01G」

 「Wi-Fi STATION L-01G」の最大の特徴は、LTE-Advancedの技術として投入するキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、下り最大225Mbpsの通信速度に対応する点。LTEは800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2GHzの4つの周波数帯に対応。CAの組み合わせは、「2GHz+1.5GHz」「1.7GHz+800MHz」の2つとなっている。3Gは800MHz、850MHz、2GHzの3つの周波数帯を、GSM(GPRS)は850MHz、900MHz、1.8GHz、1.9GHzの4つの周波数帯をサポートする。

 周波数帯はこのほかにもTD-LTE(バンド38)に対応。国際ローミングにおいて、対応する中国の一部エリアの高速なデータ通信を利用できる。

 端末には4880mAhの大容量バッテリーを内蔵。モバイルチャージャー機能によりスマートフォンなどを充電することもできる。

 3インチ、QVGAのタッチパネルディスプレイはよく使う機能を登録できるショートカット機能も用意されている。

主な仕様

 通信速度は下り最大225Mbps、上り最大50Mbps。国際ローミングはLTE、3G、GSM(GPRS)が対応する。

 Wi-FiはWAN側がIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)、LAN側はIEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)で、2×2 MIMOをサポートする。同時接続台数は10台。

 バッテリー容量は4880mAh。大きさは106.8×65×20.4mm、重さは約195g。ボディカラーはBlack。

(太田 亮三)