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 インターネットのサイト利用者がわいせつな映像を配信することを知りながらシステムを提供したとして、京都府警は30日、米国に拠点を置く動画配信サービス「FC2」の日本での関連会社「ホームページシステム」(大阪市北区中之島3丁目)の本社や関係者宅を、公然わいせつ幇助(ほうじょ)などの疑いで家宅捜索した。

 FC2をめぐっては6月、性行為の様子をネットで中継し、有料配信したとして、京都府警が大阪市の自称ネット配信業の男(31)を公然わいせつ容疑などで逮捕し、起訴されていた。

 府警サイバー犯罪対策課などによると、ホームページシステム社は、男がわいせつな動画をFC2の生中継サイト「FC2ライブ」で配信しているのを認識しながら、配信システムを提供した疑いがある。