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【プロ野球】

菅野あす先発 投手3冠狙う

2014年9月30日 紙面から

 10月1日のヤクルト戦(神宮)で先発が有力な巨人・菅野智之投手(24)が29日、防御率、最多勝、最高勝率の“投手3冠”を引き寄せる快投を誓った。2・36でリーグトップの防御率をはじめ、12勝、勝率が7割6厘とすべて射程圏内。リーグ優勝に続く勲章を手にするため、ツバメ斬りに全力を傾ける。

 「やってきたことを、もう一回見直して投げるのが一番」と語る菅野。この日はジャイアンツ球場で遠投などで調整。リーグ優勝を達成したことにより、意識はより個人記録に向いた様子。「取れるときに取っておきたい」と言い切った。

 タイトルにこだわるのには理由がある。今季は個々の成績が振るわなかった巨人。投手陣も最優秀中継ぎ、最多セーブを獲得できず、V決定後には「何で勝てた」など、さまざまなことを言われた。この意見に悔しさを感じた。自らは手に届く位置にいるだけに、負けじ魂に火がついた。

 「僕がタイトルを取ることで誇りを示せる。やっぱり、ジャイアンツの選手が取らないと格好がつかない」

 13勝でトップに立つ阪神のメッセンジャーが30日のDeNA戦に勝った場合、首脳陣は菅野のヤクルト戦後の登板も視野に入れているが、最多勝に届くには神宮での勝利が必須。まずは最高勝率の資格を得る13勝目を手に入れることだけに集中する。 (川越亮太)

 

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