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緊急消防援助隊 「とてももどかしい」9月30日 6時51分
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多くの登山者が心肺停止の状態で見つかった御嶽山では、地元の消防のほか、東京や愛知など4つの都県から派遣された消防隊員、合わせておよそ210人が緊急消防援助隊として28日から活動しています。
名古屋市消防局から派遣された、緊急消防援助隊指揮支援隊の加納利昭隊長は「噴火した山での活動はこれまでに経験がなく、活動は思ったほどできていないのが現状です。火山性のガスが発生するなどで頂上にたどり着いても引き返さなければならず、とてももどかしい。また、標高の高い所での救助のため、救助する人を見つけてもすぐに降ろせない。多くの人は火山灰を吸って呼吸困難で倒れ、火山灰に埋まってしまったとみられる。中には高さ1メートルほどの岩の下に挟まれているケースもあり、岩を砕く機材なども必要となっている。自衛隊などとも連携して救助を待っている家族のためにも、できるだけ早く救助するという思いで取り組んでいます」と話していました。
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