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【プロ野球】

オリックス崖っぷち3連敗 楽天戦●●なら終戦

2014年9月29日 紙面から

3回途中、ピンチを招き降板するオリックス・吉田一将=QVCマリン(撮影・村中拓久)

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◇ロッテ4−2オリックス

 ロッテが逃げ切った。1回に鈴木、角中、根元の3連続長短打で2点を先制。3回は角中の8号2ランで加点した。涌井は移籍後の本拠地初勝利で8勝目。オリックスは3連敗。

 前進していくしかない、厳しいロード。先発に立ったドラフト1位ルーキー・吉田一だったが、課題の立ち上がりに2点を奪われた。初回2死走者なしから鈴木に右越え二塁打を許し、続く角中、根元に連続適時打を浴びた。

 3回には先頭の岡田に二塁内野安打。1死を取ったところでマエストリにマウンドを譲ったが、ここで角中に右越え2ラン。2イニング1/33失点の吉田一は「先発投手としての役割を果たすことができず、チームに申し訳ない」とうなだれた。

 前回先発した15日の日本ハム戦は7イニング5失点。初回にミランダの3ランで失点し「全体的にはいい球が投げられたが、ヨーイドン(最初)からそれができないといけない」と反省していた。だがその教訓を生かせず、またも立ち上がりに崩れてしまった。

 何とか奮起したい打線は4回、2死満塁でヘルマンの放った三ゴロを大嶺翔が一塁へ悪送球し、1点を返すことができた。6回には安達が左越え二塁打で出塁。1死から原拓が右前適時打を放ち、必死に食い下がったが、反撃もそこまで。

 ソフトバンクが敗れ、勝てばマジック再点灯のチャンスだったが、お付き合いし3連敗。森脇監督が「ここから前を向くために、今までやってきたんだ」と話す勝負どころ。逃げることなく、自分たちで苦境を打ち破るしかない。

 

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