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【プロ野球】

オリM消滅 平野佳がサヨナラ被弾

2014年9月28日 紙面から

日本ハムにサヨナラ負けし、引き揚げるオリックス・森脇監督(右端)ら=札幌ドームで

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 パ・リーグは27日、2位オリックスが日本ハムに延長10回、2−3でサヨナラ負け。首位ソフトバンクに自力優勝の可能性が復活し、オリックスに点灯していた優勝へのマジックナンバーが消えた。セ・リーグは阪神がヤクルトに2−1で逆転勝ちして3位以内を確定させ、2年連続5度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。これでセのCS進出チームが出そろった。阪神は10月11日開幕のCSファーストステージで広島と対戦する。

◇日本ハム3−2オリックス

 球場到着遅れというアクシデントで始まったオリックスの札幌ドーム最終戦は、悪夢のサヨナラ負けで終わった。延長10回、1死走者なしで平野佳が中田に被弾。頼みの救援陣が2日連続で失点し、6だった優勝マジックは消滅した。

 「真ん中の球を打たれたので…」と肩を落とす平野佳。疲弊したナインがベンチを去る中、森脇監督は「ペナントレースは、まだソフトバンクよりもオリックスに流れがあると思う。ここから前を向くために、今までやってきた」と自らに言い聞かせるように語った。

 試合当日移動となったこの日午前、神戸空港発札幌・新千歳空港行きの搭乗便の出発が、機体の不備で2時間13分も遅延。試合開始は午後6時30分に変更されたが、打撃練習は若干、短く切り上げざるを得なかった。

 試合は3回、糸井の右中間先制二塁打で幸先よくスタートしたかにみえた。糸井は3打数2安打で打率3割3分とし首位打者に返り咲き、2年連続30盗塁も決めた。「崖っぷちなので1戦1戦」と多くは語らなかったが、左膝痛に負けず意地をみせた。

 しかしチームは7回以降無安打。そして馬原が7回に死球と2連打で2点を失い延長で悲劇の結末。26日に続いて救援陣が崩れた。状況は厳しいが、前進するしかない。 (中野裕美子)

 

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