経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.5%低下の95.5だった。低下は2カ月ぶり。基調判断は「弱含みで推移している」で据え置いた。
QUICKが29日時点で集計した民間予測の中央値は0.3%上昇だった。
出荷指数は1.9%低下の94.1で、在庫指数は1.0%上昇の112.7。在庫率指数は8.5%上昇の118.4だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では9月が6.0%上昇、10月は0.2%低下を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕