2010年06月22日 の記事一覧
お尻は重たいのだ! ベッド上方への移動介助
お決まりの久しぶりの更新です。
ベッド上での移動についてです。
下図のように、
ベッドの頭から下の方へずり落ちている人を、
枕のある元の位置へ移動しましょう。

時々見かけるのが、
枕側に介護者が立ち、
ベッド上の人の両脇に腕を入れて枕元へ引き上げるという方法です。
この方法は、介護者の腰に非常に負担がかかります。→腰を痛めると後々の人生に悪影響ですよ~。
介助される方は、肩を脱臼するリスクがございます。
しかも、これは体重の軽い方の介助ならいいですが、重たい人だと、この方法では到底動かせません。
ではどうしましょうか。
まず、覚えておきたいポイントがございます。
それは、
体重の大部分はお尻にある!ということです。
要は、お尻は重たいぞ! ということですね。
これは介助する際にはとっても大事なことでして、
介護者がこれを忘れて介助すると、腰を痛める原因にもなります。
そして逆に言えば、お尻が動けば移動は簡単だということでもあります。
さて、そこでひとつの方法をご紹介するのですが、
まず、ベッドにいる方に横を向いてもらい、膝は軽く曲げていただきます。
すると下図のような格好になりますね。

ここでポイント。
大腿部(太もも)のラインの延長線上に動かす。
大腿部の延長線上に、お尻を引き上げる気持ちで介助しましょう。
すると、少しベッドの上方へ移動できますね。
そこで上体を戻してあげます。これを2,3回繰り返すと、
大抵ベッド上方まで来てしまいます。

真ん中に寝ていただくことは考えなくてけっこうです。
ベッド上方まで来れば、あとは真ん中に修正するだけですから。
今回はあくまでひとつの方法ですので、この他にもたくさんのやり方があります。
こちらでも追々紹介していきたいと思っております。

ベッド上での移動についてです。
下図のように、
ベッドの頭から下の方へずり落ちている人を、
枕のある元の位置へ移動しましょう。
時々見かけるのが、
枕側に介護者が立ち、
ベッド上の人の両脇に腕を入れて枕元へ引き上げるという方法です。
この方法は、介護者の腰に非常に負担がかかります。→腰を痛めると後々の人生に悪影響ですよ~。
介助される方は、肩を脱臼するリスクがございます。
しかも、これは体重の軽い方の介助ならいいですが、重たい人だと、この方法では到底動かせません。
ではどうしましょうか。
まず、覚えておきたいポイントがございます。
それは、
体重の大部分はお尻にある!ということです。
要は、お尻は重たいぞ! ということですね。
これは介助する際にはとっても大事なことでして、
介護者がこれを忘れて介助すると、腰を痛める原因にもなります。
そして逆に言えば、お尻が動けば移動は簡単だということでもあります。
さて、そこでひとつの方法をご紹介するのですが、
まず、ベッドにいる方に横を向いてもらい、膝は軽く曲げていただきます。
すると下図のような格好になりますね。
ここでポイント。
大腿部(太もも)のラインの延長線上に動かす。
大腿部の延長線上に、お尻を引き上げる気持ちで介助しましょう。
すると、少しベッドの上方へ移動できますね。
そこで上体を戻してあげます。これを2,3回繰り返すと、
大抵ベッド上方まで来てしまいます。
真ん中に寝ていただくことは考えなくてけっこうです。
ベッド上方まで来れば、あとは真ん中に修正するだけですから。
今回はあくまでひとつの方法ですので、この他にもたくさんのやり方があります。
こちらでも追々紹介していきたいと思っております。