フォトショなどを使用した画像の編集や加工は一切無し。体に背景そっくりの絵を描き、背景に見事に溶け込んでいます。彼の身体にリアルな絵を描き出すのは周りのスタッフらしく、それってつまり周りのスタッフが凄いのでは…ゴホン。そんな彼の作品は社会における人の役割や居場所を表したものなんだとか。
これに関連してご紹介したいのが60年代に活躍したスーパーモデル、Veruschka von Lehndorffが1987年に発表した写真集Transfiguration=(変容)。ボディペイントによる人物と背景の融合といえば、個人的にはこの人。モデルである彼女が自然や廃墟と同化する様は、恐ろしいまでの静寂のような物を感じさせます。何分古い本なので新品で見つけるのは困難かと思われますが、一見の価値ありです。
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