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NTTドコモ 自動翻訳の新会社 設立へ9月29日 22時46分
携帯電話大手の「NTTドコモ」は韓国企業などと共同で、来月、文書や会話を自動翻訳するサービスを手がける新会社を設立することを発表しました。
発表によりますと、「NTTドコモ」は翻訳ソフト大手の韓国企業「シストランインターナショナル」などと共同で、翻訳サービスの新会社を来月下旬に設立します。
国内での翻訳などの市場は現在、およそ2500億円規模とされていますが、ソフトなどによる自動翻訳は長い文書への対応が難しいことなどから、12億円程度にとどまっているということです。
このためNTTドコモは、新会社で文書や会話の翻訳の精度を高めたうえで、海外に進出している日本企業や日本を訪れる外国人観光客などを対象にしたサービスの展開を目指すことにしています。
また翻訳する言語は、当面は英語、中国語、韓国語の3か国語の予定ですが、将来的にはベトナム語やタイ語などにも広げたいとしています。
NTTドコモの栄藤稔執行役員は記者会見で「この分野ではまだ飛び抜けた会社はなく、高い精度の翻訳を実現することで市場を開拓していきたい」と述べました。
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