委員会の紹介

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カトリック部落差別人権委員会は、部落差別に反対する視点から福音宣教を捉え直し、部落差別の解決のため、カトリック教会が取り組みを具体的に推し進め、実りあるものにする推進役となることをめざし、反差別の連帯の輪を広げています。


カトリック部落差別人権委員会
 21世紀をあゆみだして、わたしたちの思いは、いのちの文化の創造です。
 戦乱と構造的搾取による難民と飢餓状態、社会不安をもたらす無差別テロ、政界、財界の腐敗と低年齢層の登校拒否と犯罪、部落差別と民族差別などで20世紀は終わりました。
 わたしたちは、破壊する文化から、いのちを創造する文化をめざしています。部落差別もまた、いのちを破壊する文化から生まれています。家柄・血統などは人間の幻想からくるものです。イエスは「あなたたちのなかで誰れが偉いのか」と問いかけ、「偉くなりたい者はみんなの僕(しもべ)になりなさい」といわれてます。人にレッテルを貼ったり、優劣をつけて、人間の尊厳を歪め、貶めるものに対してわたしたちは断固反対します。
 わたしたちは小さな力を合わせて、構造悪の部落差別を克服したいと願っています。わたしたちの日常生活の習慣から、破壊文化を取り除いてゆきましょう。
 「いのちの文化は神と神の似像として創られた人間の尊厳を基盤として、その上に構築されます。わたしたちの課題はいのちの文明を築くことですが、それは決してゼロからの出発ではありません。いのちの文化の開花を約束するさまざまなしるしと働きが現今にあるからです。戦争を否定し、平和を求める働き、差別をなくし、みなが人間としての尊厳と誇りをもって共生できる社会づくりをめざす運動、女性の尊厳と社会における召命と使命の認識の普及。弱い立場に追いやられている人たちと優先的に関わろうとする働きなど…。これらの動きに積極的に参加し、推進していく先に、いのちの文化は花と咲くのです」(ニュースレター第71号)
 今後とも、委員会活動を見守ってください。連帯をこめて。
 

1974年
1977年9月
1978年10月
1984年4月
1990年
1992年9月
    同月

2008年9月

2009年4月
日本カトリック正義と平和協議会・国内委員会の中に、部落委員会を設置
正義と平和京都協議会発足に伴い、部落問題を中心課題とする。
正義と平和第4回全国大会テーマ「福音・人権・差別」
日本カトリック部落問題委員会設立
『部落差別とカトリック』カトリック部落問題委員会編・女子パウロ会発行
日本カトリック司教協議会社会司教委員会の中の一委員会となる。
『部落差別の克服をめざして―部落問題に関するカトリック教会の基本姿勢』

       社会司教委員会編(カトリック中央協議会発行)
「部落差別人権委員会」に改称

大阪教会管区部落問題活動センターから「大阪教会管区部落差別人権活動センター」に名称変更
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●ニュースレターの発行 隔月刊
new2014年7月№152
●人権関連書籍の発行  人権教育資料シリーズ
●合宿研修会
 (1989年~現在)
年2回の合宿研修
   2014年春季合宿3月29日-30日「狭山事件50年 石川一雄さんに出会って」
   2013年夏季合宿7月27日-28日「武州鼻緒騒動〜解放を求めるたたかい〜」
   2013年春季合宿2月23日-24日「福島に聴く〜3・11からの学びを広げて〜」
   2012年春季合宿3月3日-4日「人権のふるさとを訪ねて
      ~水平社博物館と、おおくぼまちづくり館~
   2011年夏季合宿7月16日-17日「わたしの隣人とはだれですか?」
    新発田市隣保館・カトリック新発田教会
   2010年夏季合宿7月17日~19日「被差別部落と足尾鉱毒
    ~田中正造の心を支えた思い~

   2009年夏季合宿8月23日~24日「芝浦と場に行ってみよう」
   2009年春季合宿3月7日~7日「『部落解放の父』と呼ばれた松本治一郎に学ぶ」
     ---------------------------------------------------
   2002年春季合宿3月2~3日香川「いのちの歴史をかえりみて尊厳回復へ」
   2001年夏季合宿 8月3~5日「作家 中上健次と大逆事件」
   2001年3月20日 京都「竹田の子守歌・発祥の地を訪ねて」
   2000年 長崎「キリシタンと部落問題」
●学習会
 (1989年~現在
現地研修を含む学習会―年4回
   2001年4月28日「舞鶴港に行ってみよう」
   2001年7月27日「靖国問題と憲法」緊急合同学習会
   2001年4月28日「舞鶴港に行ってみよう」
   2001年1月 「作家 中上健次と路地」

●シンポジウム2010 「福音と差別
 (2010年~)

これまでのテーマ/
2014年9月27日 テーマ:すべての人が大切にされる社会をめざして(予定)
2013年9月21日 テーマ:「狭山事件50年と国家権力」
2013年3月16日 テーマ:「司教が語る なぜ教会は社会問題にかかわるのか」
テーマ:「女性とイエス」
●シンポジウム2008 「国家と差別」
 (2008年~)

これまでのテーマ/
「国家権力はだれを守るか」
「ハンセン病問題でたいせつなこと」
「国際化する日本社会と『真の共生』」

●「宗教と差別」シンポジウム
 (1998年~)

これまでのテーマ/
  2003年テーマ「殉教・信仰の今日的理解」
  2002年のテーマ「生きるための人権」
  2001年のテーマ「人間に熱あれ」 
  2000年「イエスのメッセージをどう伝えているのか」
  1999年「宗教のもつ浄穢観をどう解放につなげられるのか」
  1998年「宗教のもつ差別性をどう克服するのか」
 過去のシンポジウム
●「聖書と差別」シンポジウム
 (1992年~1997年)
 これまでのテーマ 
  1992年「聖書と差別」
  1993年「聖書と差別」
  1994年「貴と賎」
  1995年「戦 争」
  1996年「現代社会の差別構造と解放する福音」
  1997年「現場から」
  1998年11月 シンポジウムのまとめ『聖書と差別』発刊

           カトリック部落問題委員会編 サンパウロ会発行
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