「ブラックベリーも何台か折り曲げたことがある」と語るユリ・ゲラー氏 Uri Geller

 アップルの新型スマホ「iPhone(アイフォーン)6」と「iPhone 6 Plus(プラス)」が曲がってしまったとの苦情が寄せられている。「スプーン曲げ」で知られる超能力者、ユリ・ゲラー氏がその理由を解説してくれた。

 ゲラー氏は「2つの理由が考えられる」と話す。「新型iPhoneはあまりにも薄く平べったいので、物理的な力がかかると曲がりやすくなっている」。だが、「アップルが発売までに徹底的なテストを行ってきたはずで、それが理由だとは考えにくい」という。

 もう一つは「購入した1000万人の興奮がエネルギーとなって超能力を呼び起こし、それがiPhoneを折れ曲げた」。ゲラー氏はこれがはるかに真実味のある理由だと考えている。

 「アップルは自分を広報担当者として雇い入れるべきだ」とゲラー氏。「そうすれば、iPhoneが曲がったのはアップルの責任ではないと全世界に向かって説明してみせる」。そして、「自分はiPhone 6を持っていないが、持っていたら間違いなく超能力で折り曲げてみせただろう」と自信を見せた。

 もっとも、ゲラー氏自身はブラックベリー派で、これからもブラックベリーへの忠誠心は変わらないとしている。ゲラー氏は実際、ブラックベリーを「これまで何台か折り曲げたことがある」。後日写真を送るとも話した。

 ゲラー氏の説明は、買ったばかりのiPhoneが曲がってしまった人にとって、何の慰めにもならないだろう。それでもゲラー氏は、自分の説明を信用できないなら、iPhoneの音声アシスタント機能「Siri(シリ)」にアインシュタインのことを尋ねてみるといいと勧める。

 「アインシュタインは相対性理論で、宇宙のあらゆるものがエネルギーからできていることを証明した。iPhoneも同じだ」。

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