はてなブログはアフィリエイトやアドセンスばかり
はてなブログでホットエントリに上がってくるブログをよくウォッチしているんだけど、たいていアドセンスやアフィリエイトの書籍やアプリやクレジットカードへのリンクがある。私は嫌儲民なので、はてなブログの有料版を契約して広告は一切排除しているのだけど、同じような嫌儲民のはてなブロガーがいないのは寂しい。
商業主義は全否定はしない
もちろん、ブログで儲けることを全否定する気持ちはない。私もWeb企業に勤めていた時に、ブログやソーシャルブックマークでご飯が食べられていたのは広告収入のおかげだし、ちょっとお小遣いを稼ごうとか、ブログで不労収入を得ようという気持ちは否定しない。資本主義社会だし。
嫌儲なブロガーは絶滅危惧種
でも、その一方で情報発信の主体であるブロガーがほとんどアフィリエイトで儲ける人ばかりで、嫌儲なブロガーは絶滅危惧種になっている現状にはアンバランスさを感じている。みんなそんなにブログで儲けたいのだろうか。私は純粋に記事を読んでほしいから、広告は個人的に邪魔なオブジェクトである。
広告で満ちているブロゴスフィア
ブログで面白い記事を書いて儲けようとする商業ブロガーと、ブログには金銭的対価を求めずに無償で自由気ままに記事を書く非商業ブロガーが両立してこそブロゴスフィアの安定が保てるように思う。現在は商業色が全面に出すぎていて、ちょっと「気持ち悪い」。アフィリエイトリンクを広告だと認識しない人には普通に記事が読めるのかもしれないけど、私には現在のブロゴスフィアが広告で満ちすぎているように思う。
商業バイアス
クレジットカードの記事を書いたりライフハックの記事を書いたりする人は、本当にクレジットカードが好きなのだと思うし、ライフハックを日常的に実践したりしている人だろう。「iPhone6に絶対入れたいおすすめアプリ100選」とか書く人はアプリにこだわりがあるのかもしれない。でも、アフィリエイトゆえに記事の内容には筆者が意図する意図しないにかかわらず、商業バイアスが掛かっている。それをドン・キホーテのような蛮勇でコケにするのが嫌儲ブロガーの存在理由であると思う。その両者がいてこそブログのメディアとしての健全性が保てるのだ。
嫌儲ブロガーよ立ち上がれ
いま嫌儲ブロガーの絶対数が少ない。ブログに広告を貼っていない有名ブロガーはやまもといちろうさんくらいだ。アフィリエイトやアドセンスから自由であるからこそ書ける記事もある。そこから生まれるツッコミもある。はてなにおいても、嫌儲ブロガーが立ち上がるべきだ。そして商業ブロガーや小遣い稼ぎブロガーとバランスを保ちながら日本のブロゴスフィアを良くしていこう。現状はアンバランスだ。