危険な化粧品配合成分一覧 | 発がん性や環境ホルモン作用を徹底マーク
現在 厚生労働所に認可されている化学物質は3千種類以上。
しかしその中には綺麗になるための化粧品でありながら、企業が儲けるための成分も多く含まれているのが実情。
そんな現実を知ってしまうと気になるのはどの物質がどんな影響があるのか?
化粧品を見ながら美容部員に確認しても、売るための知識は持っていても、都合の悪い知識は持ち合わせていないのが現実です。
CMや雑誌の広告などは企業の儲けのために作っているので、当然ですがデメリットなど書いていません。
このページにはアレルギーや発がん性、環境ホルモンなど特に注意を要する物資を載せてあります。
化粧品を手に取りながらこのページで確認するのがおすすめです。
自分でかしこく化粧品を選択するための武器としてこのページを使って下さいね。
ア行
- 青色〇号
着色料として使用されますが、発がん性があり、特に200号台は毒性がつよいとのこと。
- アセトン
除光液として利用されますが、かゆみや炎症、爪の剥がれのほか、吸い込むと頭痛や気管支刺激、中毒症状などを引き起こす。
- 2-アミノ-4-ニトロフェノール
ヘアダイや毛染剤として利用されますが、皮膚刺激が強く、発がん性や環境ホルモンの疑いがあります。
- 2-アミノ-5-ニトロフェノールおよびその硫酸塩
ヘアダイや毛染剤として利用されますが、皮膚刺激が強く、発がん性や環境ホルモンの疑いがあります。
- 1-アミノ-4-メチルアミノアントラキノン
ヘアダイや毛染剤、ブリーチ剤として利用されますが、皮膚刺激が強く、発がん性や環境ホルモンの疑いがあります。
- エポキシ変性フタル酸系アルキッド樹脂(アルキッド-3)
ネイル用被膜剤として利用されるが環境ホルモンの疑いがある。
- アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムj(ABS)
乳化剤、界面活性剤として利用されているが、皮脂を強力に取り除くため乾燥を誘発する恐れがあり、催奇形性の疑いあり。
- α-ナフトール
毛染剤、ブリーチに利用されているが、皮膚障害や腎臓障害を引き起こし、発がん性や環境ホルモン作用が疑われている。
- イソプロピルメチルフェノール・イソプロピルメチルエーテル
防腐剤、殺菌剤、酸化防止作用として利用されるが、皮膚刺激が強く皮膚発疹を起こす。吸収する事で中毒死することもある。発がん性、環境ホルモン作用が疑われる。
- 3・3-イミノジフェノール
ヘアダイ、毛染剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを起こしやすい。また、がんを発病したとの報告あり。
- ウロカニン酸エチル
紫外線吸収剤として利用されるが、アレルギーや免疫を弱めて皮膚がんを発症する。
- エストラジオール・エチニルエストラジオール・エストロン
女性ホルモン剤、皮脂腺成長抑制剤、ニキビ予防、発毛促進として利用されるが、重度の副作用や発がん性が確認されている。
主なものは女児の口紅使用による膣出血。男児に第二次性徴の発現あり。環境ホルモン作用あり。
化粧品では配合濃度が規制されている。
- エチレングリコール脂肪酸エステル
光沢向上剤、乳化剤として利用されるが、皮膚の免疫力を下げる。
環境ホルモン作用が疑われる。
- N-フェニルパラフェニレンジアミンおよびその塩類
ヘアダイ、毛染剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを引き起こす。
- エポキシエステル-2
増粘剤として利用されるが、強い環境ホルモン作用を示す。
- 塩酸2・4ジアミノフェノール
ヘアダイ、毛染剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを引き起こす。
- 黄色〇号
着色料として使用されますが、発がん性があり、特に200号台は毒性がつよいとのこと。
黒皮症や膠原病の一員となったとのこと。
- オキシベンゾン(ジヒドロキシベンゾンフェノン)
紫外線吸収剤や防腐剤、殺菌剤、変質防止剤などに利用され、アレルギーを起こしやすく、皮膚吸収により急性致死毒性がある。
- オクトキシノール,-1,-3,-5,-7,-9,-11,-12,-13,-40,-70)
界面活性剤、乳化剤、分散剤として利用されており、タンパク変性作用があり、溶血性も強く、殺精子作用がある。環境ホルモン作用の疑いあり。
- オルトアミノフェノールおよびその硫酸塩
ヘアダイ、毛染剤、ブリーチに利用されており、皮膚刺激が強いためアレルギーを起こす。発がん性や環境ホルモン作用の疑いあり。
- オルトフェニレンジアミン
毛染剤、ブリーチに利用され皮膚粘膜刺激が強く過敏所となる。
強い変性作用があり、発がん性が疑われている。
カ行
- 過酸化水素(水)
脱色剤、酸化剤、漂白剤、防腐・殺菌剤として利用されてているが、刺激が強いため急性毒性を示す。
一過性の食中毒を起こす。遺伝子損傷や染色体異常についての報告あり。
発がん物質に指定
- 加水分解エラスチン
保湿剤として利用されるが、アレルギーを起こすケースもあり、牛の頭部より抽出するため狂牛病との関連が疑われている。
- 加水分解コラーゲン(加水分解コラーゲン液)
保湿、界面活性剤として利用されるが、肌の根本的な改善には効果なし。
- クレゾール・クロルクレゾール
防腐・殺菌剤として利用され、皮膚から吸収し発疹や吹き出物などを起こす。タンパク変性作用があり、知覚麻痺、炎症を引き起こす。
環境ホルモン作用も疑われており食品への使用は禁止されている。
- クロムブラウンRH
ヘアダイ、毛染剤、ブリーチに利用され皮膚粘膜刺激が強く過敏所となる。
強い変性作用があり、発がん性が疑われている。
- クロルキシレノール
防腐、殺菌剤に利用され、皮膚や粘膜への刺激が強く、発疹なおを起こす。
皮膚から吸収しやすく中毒死の可能性のある。
発がん性あり。
- クロロフェノール(パラクロルフェノール)
防腐、殺菌剤として利用され、肌トラブルを誘発する。
皮膚吸収すると中毒死の可能性もあり。発がん性、環境ホルモン作用が疑われる。
- 黒色401号
着色料として利用され、発がん性の疑いが非常に高い。
米国では禁止物質。EUでも洗い流す製品以外は禁止。
- コラーゲン(コラーゲンシート)
保湿に利用され、狂牛病の関連が高い。
サ行
- サッカリンNa(サッカリンナトリウム)
甘味料として利用されるが、純度が低いものでは染色体異常を起こす。
高純度は無害とされるが、動物実験で膀胱がんや甲状腺がんなどが多発した。
- 1-4ジアミノアントラキノン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用され、強い皮膚刺激やアレルギー反応を示す場合がある。
強い変異原性があり発がん性が疑われる。
- 4,4′-ジアミノジフェニルアミン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用され、強い皮膚刺激やアレルギー反応を示す場合がある。
- 2-6-ジアミノピリジン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用され、強い皮膚刺激やアレルギー反応を示す場合がある。
- ジエタノールアミン
乳化剤、分散剤、保潤剤、希釈剤、気泡剤、中和剤として利用され、皮膚や粘膜を刺激する。
発がん性の報告ある。
- 臭素酸Na(ナトリウム)、臭素酸K(カリウム)
酸化剤(パーマ液第2剤)として利用されるが、副作用として嘔吐、下痢、頭痛、ふらつきなどを起こす事がある。
発がん性物質に指定されており、体内に入ると血中ヘモグロビンを変質させる強い毒性を持つ。
- ジブチルヒドロキシトルエン
酸化防止剤として利用されるが、皮膚炎や過敏症を起こす可能性がある。
また、動物実験により脱毛や体重減少の報告あり。
発がん性の疑いがあり、食品業界では自主規制されている。
- ジンクピリチオン
フケ止剤、殺菌剤として利用されているが、劇薬であり光毒性がある。
動物実験において嘔吐、麻痺、網膜剥離などが報告されている。
また、魚類に於いては奇形の報告あり。環境ホルモン作用が疑われている。
- 赤色〇号
着色料として使用されますが、発がん性があり皮膚吸収されアレルギーを起こす。
特に202号、225号はアレルギー性接触口唇炎の報告あり。404号,405号,219号は国内自主規制対象。
203号,204号,213号は発がん性の理由から米国では禁止物質。
- セチル硫酸Na(ナトリウム)
界面活性剤、乳化剤、発泡剤、洗浄剤として利用されるが、皮膚刺激があり、動物実験で受精卵死亡が報告されている。
- ソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)
防腐、殺菌剤として利用されるが、アレルギー性皮膚炎を起こすケースがある。
変異原性テストで染色体異常が報告されている。
亜硝酸と反応することで発がん性となる。
タ行
- 橙色〇号
着色料として使用されますが、203号~205号,401号~403号はアレルギー、黒皮症の原因となり発がん性もある。
201号、202号は紫外線による皮膚への刺激、発赤を起こす。
203号,204号,402号,403号は米国,EUで禁止物質に指定。
- チモール(2-イソプロピル-5-メチルフェノール)
防腐、殺菌剤、収斂剤として利用されるが、皮膚刺激がありアレルギーを起こす。
発がん性、環境ホルモン作用が疑われる。
- 直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
界面活性剤として利用されるが、強いタンパク変性作用があり、催奇形性の疑いがある。
- トリエタノールアミン(ラウリル硫酸トリエタノールアミン)
乳化剤、分散剤、湿潤剤、希釈剤、中和剤として利用されるが、皮膚吸収されやす肝臓や腎臓障害を起こす。
動物実験でも発がんが報告されており、亜硝酸との反応により発がん性物質であるニトロソ化合物となる。
- トリクロサン(トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル)
防腐・殺菌剤、フケ取り剤として利用されるが、動物実験にて胎児死亡率上昇や奇形の報告あり。
燃焼後に紫外線を当てると猛毒のダイオキシンが発生し環境を汚染する。
発がん性の報告あり。
- トルエン-2・5-ジアミンほか塩類
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを起こす。
- トルエン-3・4-ジアミンほか塩類
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを起こす。
ナ行
- ニトロパラフェニレンジアミンと塩類
ヘアダイ、染毛剤に利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを起こす。
また、発がん性の報告あり。
- ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
界面活性剤、乳化剤、分散剤、洗浄剤に利用されるが、タンパク質の変性作用があり、殺精子作用がある。
環境ホルモン作用の疑い。
- ノノキシノールリン酸
界面活性剤として利用されるが、タンパク質変性作用があり、殺精子作用がある。
環境ホルモン作用の疑い。
ハ行
- パラオキシ安息香酸イソプロピル
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、接触により皮膚炎やアレルギーを起こす。
活性酸素の発生によりシミやしわの原因となる。
- パラオキシ安息香酸エチル
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、接触により皮膚炎やアレルギーを起こす。
活性酸素の発生によりシミやしわの原因となる。
- パラオキシ安息香酸ブチル
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、接触により皮膚炎やアレルギーを起こす。
活性酸素の発生によりシミやしわの原因となる。
- パラオキシ安息香酸プロピル
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、接触により皮膚炎やアレルギーを起こす。
活性酸素の発生によりシミやしわの原因となる。
- パラオキシ安息香酸メチル
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、接触により皮膚炎やアレルギーを起こす。
活性酸素の発生によりシミやしわの原因となる。
- パラニトロオルトフェニレンジアミン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚や粘膜への刺激が強く、アレルギーを起こす。
また、発がん性の疑いあり。
- パラフェニレンジアミン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚や粘膜への刺激が強く、アレルギーを起こす。
また、発がん性の疑いあり。
- パラベン
防腐剤・殺菌剤として一般的に利用されるが、皮膚炎やアレルギーを起こす事がある。
また、活性酸素の発生でシミやしわの原因となる。
環境ホルモン作用が報告されている。
- パラメチルアミノフェノール
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚や粘膜への刺激が強く、アレルギーを起こす。
また、発がん性の疑いあり。
- ピクラミン酸
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚や粘膜への刺激が強く、アレルギーを起こす。
また、発がん性の疑いあり。
- ヒドロキノン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚や粘膜への刺激が強く、アレルギーを起こす。
また、発がん性の疑いあり。
- フェニルフェノール
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、皮膚や粘膜刺激によりただれる。発がん性、環境ホルモン作用の疑いあり。
- フェノール
防腐剤・殺菌剤として利用されるが、皮膚や粘膜刺激により皮膚トラブルを発症する。
皮膚からの吸収で中毒死の可能性もある。発がん性、環境ホルモン作用の疑いあり。
- フタル酸エステル系
芳香剤、溶剤、可塑剤として利用されるが、動物実験により白血病が報告されている。
環境ホルモン作用の疑いあり。
- ブチルヒドロキシアニソール
酸化防止剤として利用されるが、発がん性や環境ホルモン作用が疑われる。
食品業界自主規制対象
- 没食子酸プロピル
酸化防止剤として利用されるが、動物実験にて低成長、染色体異常などが報告されている。
- ポリエチレングリコール
界面活性剤、乳化剤、保湿などで利用されるが、発がん性を促進させる作用があるとされる。
- ポリオキシエチレン硬化ひまし油の混合物
界面活性剤、乳化剤として利用されるが、タンパク変性作用があり、溶血性も強く殺精子作用もある。
また、環境ホルモン作用の疑いあり。
マ行
- 紫色201号、401号
着色料として利用されるが、アレルギーを誘発する。
EUでは401号は半禁止物質。また、発がん性の疑いあり。
- メタアミノフェノール
ヘアダイ、染毛剤に利用されるが、皮膚絵の刺激が強くアレルギーを起こす。
発がん性、環境ホルモン作用の疑いあり。
- メタフェニレンジアミン
ヘアダイ、染毛剤に利用されるが、皮膚絵の刺激が強くアレルギーを起こす。
発がん性、環境ホルモン作用の疑いあり。
- モノエタノールアミン
染毛剤、中和剤として利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを誘発する。
また、肺炎や肝臓障害、発がん性の疑いあり。
ラ行
- ラウリル硫酸Na(ナトリウム)、ラウリル硫酸TEA(トリエタノールアミン)
界面活性剤、乳化剤、洗浄剤として一般的に利用されているが、強い脱脂力とタンパク変性作用により乾燥肌を助長させる。
皮膚浸透力が高く体内に蓄積して肝機能障害を引き起こす。
動物実験では受精卵の死亡が確認されている。
- ラウレス硫酸Na(ナトリウム)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
界面活性剤、乳化剤として一般的に利用されているが、強い脱脂力とタンパク変性作用により乾燥肌を助長させる。
動物実験では受精卵の死亡が確認されている。
- 硫酸トルエン-2,5-ジアミン
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを誘発。
また、発がん性が疑われる。
- 硫酸パラメチルアミノフェノール
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを誘発。
また、発がん性が疑われる。
- 硫酸メタアミノフェノール
ヘアダイ、染毛剤、ブリーチに利用されるが、皮膚刺激が強くアレルギーを誘発。
また、発がん性が疑われる。
- レゾルシン
界面活性剤として利用されるが、アレルギーを起こしやすく皮膚刺激がある。
遺伝子組み換え大豆使用の疑い。
まとめ
人それぞれ体質が違います。
ここに書いた物質以外にもアレルギー反応や発疹などの症状を示すことが有ると思います。
その時には是非原因物質を突き止めて、記録する事を意識して下さい。
その記録が溜まった時にあなたにぴったりの化粧品選びが出来るようになりますから。
参考文献 成分表で分かる買いたい化粧品
美肌になるおすすめサイト
化粧品選びの目的は悩みを解決する事だったり、美肌になる事だったりですよね。
美肌になる方法を探してみましたが、このサイトに掲載されている通り、いくら高価な美容成分を肌に付けても浸透しないために全く効果が出ない事が多いのです。
化粧品を選ぶ際に大事なのは美容成分の濃度も大事ですが、それ以上に美容成分の浸透力を考えて作ってあるかに注目してみてください。
美肌になる方法は簡単ではないですが、メーカのキャッチに惑わされず、自分でしっかりと考える事も大事です。
皆さまの美肌に役立てれば幸いです。
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2013年9月20日 | コメント/トラックバック(2) |
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