北朝鮮収容所出身の申東赫氏、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」人権賞

北朝鮮収容所出身の申東赫氏、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」人権賞

2014年09月18日17時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  脱北者の申東赫(シン・ドンヒョク)氏(32)が16日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が授ける「アリソン・デ・フォージュ人権活動家賞」の受賞者に選ばれた。北朝鮮の政治犯収容所で生まれた申氏は脱北後、米国などで著述・講演を通じて北朝鮮の人権弾圧の実態を伝えてきた。

  HRWは、申氏が「自身の経験を思い出さなければならない個人的苦痛や北朝鮮による報復の危険性があるにもかかわらず、北朝鮮の人権弾圧について国際社会に絶え間なく伝えてきた」として選定理由を明らかにした。

  この賞はルワンダ虐殺の真相究明を促して飛行機墜落事故で亡くなった米国人権運動家アリソン・デ・フォージュ氏を賛えてつくられた。アフリカ紛争地域で人命救助活動をしてきた中央アフリカ共和国のバーナード・キンヴィ神父、イエメンの女性運動家アルワ・オスマン氏、インドの苦痛緩和治療の専門医のM.R.ラージャゴパル博士も、申氏とともに今年の受賞者に選ばれた。
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