[Stone will cry out]
これは「悪事は必ずばれる」というファンクミュージック文化なんかにおける有名なスラングだ。
そう、悪事は必ずバレる…といいたいところだが、現実にはバレないまま曖昧に終わることも相当あるというか…。
というよりもちっちゃい悪事はほぼバレない感が拭えない(笑)。
ちょっとタバコをポイ捨てとか、立ちション、唾を道に吐いたりとか、そういうものは全部が全部バレるとは限らないのではないのか。
むしろバレないことの方が圧倒的に多いとさえ思う。
バレる方が間抜けで稀有なのかも。
それで終わる問題ではないが。
しかし、大きくなればなるほどバレ易くなるというのは、これもまた自然の摂理だと思う。
今、都知事選に立候補している人の中で、黒い金を貰ったことがない人っているのだろうか?
5000万という巨額の「疑惑な金」を受け取り、結果、辞任した前任者の後任を決めるという趣旨の選挙なのだが、その候補内にも、実は疑惑な金を受け取った前歴があるのではないのか?
というウワサがまことしたたかに囁かれている。
相手に対してネガキャンを張るという、選挙戦における戦略的なものも無論あるのだろう。
常套手段ではある。
しかし、やはり火のないところに煙は立たないし、便のないところから便臭はしないものだ。
当選後、悪事がばれてしまい、速攻辞任というオチは堪忍して欲しいものである。
税金の「無駄遣い的に浪費された感」というものがよりいっそう募ってしまい、狂いそうになるからである。
以前録音していたMDやCD-Rを起こしている。
15,6年分にわたるという、考えただけでもぞっとするくらいの途方もない情報量だ。
大方はギターやピアノの簡単な伴奏を伴う自作のメロディの断片なんかであり、ある程度のオケを伴う「プリプロ」になっているものは、実は2割ほどなのである。
その中には「おおっ」と思うものもあるので、それらをできるだけ回収してやろうかなと。
こういう断片が成長し、やがて完成するというのは本当に嬉しいなと思っている。
少しずつだが、こうやって自分の身の回りにあるものを「身辺整理」している途中なのだ。
シャシン類とか日記とか、たわいもないメモとか、くだらない絵画とか、そういうものをデジタル化して一つのHDなりメディアなりにまとめておこうと。
もうおのれの人生のクローザー作業の、ごくごく初期に入っているということである。
音楽についても、自分が生きていた証の一つとして、それを残すことが、自分にとっては一番大事なことなのである。
むしろ他人受けなどはもうどうでもいいことで、あくまでも付加価値の一つに過ぎない。
負け惜しみでもなく。