韓国人のお粗末すぎる英語力、レストランでは「egg」すら通じず―香港メディア

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アジア大会開催中の韓国で海外メディアの記者たちが「韓国人のお粗末すぎる英語力」に苦戦している。レストランでは「egg(タマゴ)」という簡単な単語も通じないという。26日付で香港紙・大公報(電子版)が伝えた。

アジア大会の開催地であるにもかかわらず、仁川市内のレストランでは英語がほとんど通じない。メニューに英語表記がないため、外国人記者たちは添付されている写真を頼りに注文する。ウェイトレスはみな礼儀正しいが、こちらが中国語で話そうが、英語で話そうが、返事はすべて韓国語だ。

ある外国人記者が「egg(タマゴ)はあるか?」と尋ねたところ、ウェイトレスは狐につままれたような表情を浮かべた。「egg」の意味が分からなかったのだ。最後には「手話」で何とかコミュニケーションを図るしかなかったという。

報道センターに中国語が分かるボランティアはほとんどいない。中国人記者が何か尋ねようとしても、中国語ボランティアは常に誰かにつかまっている。英語でコミュニケーションを図ろうとしても、ほとんど通じない。簡単な道案内もできないボランティアが、もっと複雑な取材の申請手続きを英語で答えられるわけがない。

韓国人のお粗末すぎる英語力は開幕前から笑いの的になっていた。組織委員会の公式サイトで紹介された中国男子バスケットボール選手のあだ名がすべて中国語から英語への直訳だったのだ。中国で「大侄子(大きな甥っ子)」と呼ばれる郭艾倫は、「Big nephew」。「小二」の李暁旭は「Little Two」といった具合。世界20カ国の英語力を調査したところ、韓国は最下位のアラブ首長国連邦に次いで後ろから2番目だったというデータもある。

(編集翻訳 小豆沢紀子)