御嶽山噴火:愛知の小5女児ら不明

毎日新聞 2014年09月29日 02時30分(最終更新 09月29日 06時54分)

 愛知県では御嶽山の噴火で安否不明の登山者が、名古屋市や豊田市、一宮市などで複数人いることが、毎日新聞の取材で分かった。このうち豊田市では市立小5年の女児(11)の安否が分からなくなっている。

 市教育委員会や女児が通う学校によると、女児は母親や兄と御嶽山に登り、噴火当時は2人と離れて山頂付近にいたとみられている。母と兄は無事に下山したが、女児は行方不明になっているという。

 同校の教頭は28日、情報収集のため長野県王滝村に向かった。校内で連絡を待っていた男性教諭は「何に対しても一生懸命な子。無事であることを祈っている」と話していた。【森有正】

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