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【社会】

御嶽山、今後も噴火の恐れ 火砕流発生、噴煙7千mと予知連

2014年9月28日 21時38分

 臨時拡大幹事会後に記者会見する、気象庁火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(手前)ら=28日午後、気象庁

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 御嶽山の噴火について、気象庁火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大名誉教授)は28日、気象庁で臨時拡大幹事会を開いた後に記者会見し「火山活動は高まった状態が続いており、今後も噴火の可能性がある」とする見解をまとめた。噴煙は火口から上空7千メートル(標高1万メートル)付近に到達したと推定している。

 噴火のタイプは、採取した火山灰から新しいマグマによる物質は確認されなかったことから、地下水がマグマによって熱せられ高圧の水蒸気となり、地上に噴出する「水蒸気爆発」と判断。

 噴火直後、山頂付近の南西斜面を流れ落ちた噴煙については、火砕流が発生していたと判断した。

(共同)
 

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